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Mobile World Congress 2010:badaだけでなくAndroidも――「2010年はスマートフォン強化」とSamsungの趙氏 (1/2)

フルタッチ端末が好調な一方、「スマートフォンはラインアップがやや弱かった」というSamsung電子。2010年は独自プラットフォーム「bada」採用端末をはじめ、多様なユーザーニーズに応じて採用OSを見極め、スマートフォンをラインアップするという。

photo Samsung電子 東南アジア輸出グループ長、趙洪植専務

 フルタッチ端末の販売が好調のSamsung電子。Mobile World Congress 2010では自社開発プラットフォーム「bada」を搭載したスマートフォンを発表するなど、今年も勢いは止まりそうにない。Samsung電子の端末は今後どのように展開するのだろうか。同社で日本を含むアジア統括担当を務める、東南アジア輸出グループ長、趙洪植専務に話を伺った。

ITmedia 御社は昨年もマーケットシェアを拡大するなど、端末の事業展開は好調のように感じられます。2009年は実際のところどのような結果だったのでしょうか?

趙洪植専務(以下、趙氏) 昨年は携帯電話市場全体の出荷台数が落ち込む中、当社は16%の成長を記録しました。また出荷台数だけではなく利益率も上昇するなど、好調な1年だったと言えます。ですがすべてがよかった、成功した、というわけではありません。確かにヨーロッパやアジアでは多くの新機種を投入し、お客様にも大変良い評価を受けることができました。しかし一部の地域ではまだシェアの伸びが低く、販売チャンネルの整備などが必要だと感じています。


photo 2009年春の発売から半年で1000万台を売り上げ、同社のフルタッチ端末人気を牽引した「Samsung Star」

 また「Star」「Jet」「Corby」などのフルタッチフォンは各国で売れ行きが好調でした。おかげさまで「フルタッチと言えばSamsung電子」と言っていただけるお客様が増えているようです。一方、スマートフォンはラインアップがやや弱かったな、と感じています。例えばAndroidスマートフォンは昨年後半に2機種しか出しておりません。市場でスマートフォンの出荷台数が大きく伸びている中、スマートフォンの分野にはもっと力を入れるべきだったと感じています。

ITmedia スマートフォンに今まで以上に注力していくということですね。今回発表された「Samusng WAVE」も御社のスマートフォン製品の一角を担う端末になると思われます。Samsung WAVEとはどのような製品なのでしょうか?


photo 複数のソーシャルサービスを一括管理できる「ソーシャルハブ」機能が特徴のSamusng WAVE

趙氏 Samsung WAVEはターゲットをコンシューマー層に広げるために、使いやすさに重点を置いたスマートフォンです。そのため各種SNSサービスを利用しやすくするなどの工夫を随所にいれています。またSamsung WAVEはオープンプラットフォームである「bada」を採用しており、当社が提供するアプリケーション配信プラットフォーム「Samsung Apps Mobile」を利用してさまざまなアプリケーションを追加可能です。「スマートフォンは難しい」「使いにくい」という声も聞かれますが、Samsung WAVEはそのような方々でも簡単に使えるような製品になっています。

ITmedia 今後御社はbadaプラットフォームをスマートフォン戦略の中心に据えていくのでしょうか?

趙氏 そうではありません。Samsung WAVEは個人的にも皆様にお勧めしたい製品です。しかし市場ではさまざまな機能の製品が求められています。Androidは大きなトレンドですし、Windows Phoneが強いアプリケーション分野もあります。もちろんSymbianもあります。当社は「お客様が必要とする製品」を市場に出すことが端末開発思想の第一であり、そのためには機能に応じて各OSを使い分けていく考えです。もちろんbadaは自社で開発したプラットフォームですから力を入れて育てていきます。ですが自社開発のOSやプラットフォームだけを製品に採用していく、という考えはありません。

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(イー・アクセス含む)
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(イー・アクセス含む)
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