Apple決算、iPhoneとiPadが好調で純利益倍増

» 2012年04月25日 07時14分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Appleが4月24日(現地時間)に発表した2012年第2四半期(1〜3月期)決算は、iPhone、iPad、Macがそれぞれ第2四半期としては過去最高の販売台数で、予想を上回る増収増益となった。

 売上高は前年同期比59%増の391億8600万ドル、純利益は同94%増の116億2200万ドル(1株当たり12.30ドル)。売上高、純利益ともにアナリスト予測(売上高が369億ドル、利益が1株当たり10.02ドル)を大きく上回った。粗利率は47.4%と前年同期の41.4%を上回った。

 iPhoneの販売台数は前年同期比88%増(約2倍)の3519万台で、売上高は226億9000万ドル。アジアでの販売が好調で、特に中国での販売台数は前年同期比で5倍以上だった。

 iPadの販売台数は151%増(約2.5倍)の1180万台で、売上高は65億9000万ドルだった。新iPadの発売と同時に399ドルに値下げしたiPad 2も好調という。Macの販売台数は400万台で、前年同期比では7%増、売上高は50億7300万ドルだった。

 iPodの販売台数は15%減の770万台で売上高は12億700万ドル。iTunes StoreやiBookstoreなどでの売り上げは32%増の21億5100万ドルだった。

 売上高を地域別で見ると、アメリカが41%増の131億8200万ドル、欧州が46%増の88億700万ドル、日本は91%増の26億4500万ドル、アジア太平洋地域が114%増の101億5300万ドル、直営店経由が38%増の43億9900万ドルだった。

 ティム・クックCEOは発表文で「新iPadは素晴らしいスタートを切った。この1年は、Appleにしか提供できないさまざまなイノベーションを披露する予定だ」と語った。

 4〜6月期の見通しについては、売上高を約340億ドル、1株当たり純利益を8.68ドル程度と予測した。

 業績発表後の電話会見では、iOS端末が累計で3億6500万台売れたこと、App Storeに登録されたアプリが60万本以上になり、そのうち20万本以上がiPadに対応すること、iCloudのユーザー数が1億2500万人を超えたことなどが発表された。Macの売り上げが鈍化したことについてクック氏は、iPadにシェアを奪われたのが一因であると認めたが「MacBook Airは好調で、このシリーズでの革新を継続する」と語った。

変更履歴:本文で発表日を「4月25日」としていましたが、「4月24日」の誤りです。お詫びして修正いたします。[2012/4/26 6:15]

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