アプリを通じたプリント注文、収益の一部はアプリ開発者に還元します――。富士フイルムがアプリ開発者向けの新たなプログラム「Photo Product Partner Program」の提供を開始する。
このプログラムは、iOS端末、Android端末向けアプリに、富士フイルムのプリントシステムを連携させ、アプリを通じてフォトブックやポストカードなどのプリント商品を発注できるようにするもの。アプリ開発者向けには、フォリオを通じてSDKが無料で提供され、開発の手間をかけずにアプリにプリント連携機能を付加できる。
アプリ経由で発注されたプリント商品の収益については、その一部をアプリ開発者に還元する仕組み。アプリ開発者はアプリの有料販売やアプリ内広告に加え、新たな収益源を得られることになる。なお、収益の何パーセントを還元するかについて、富士フイルムは非公開としている。
同社は今後、クローズドβ版ソフトウエア開発キットの提供を進め、年内をめどに正式版SDKを一般向けに公開する予定だ。
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