AIベンチャーのSakana AI(東京都港区)は11月11日、ビジネスの企画立案・実装を担う職種「ビジネスアナリスト」の募集を始めた。基盤モデルやAIエージェントによるビジネスの推進のため、企業や政府機関との折衝を担う。また、生成AIモデルの活用に強い情熱を持つ人は優遇するという。
応募資格は、グローバルな投資銀行、トップ経営コンサルティングファーム、テック企業の事業開発部門、または金融機関のデジタルトランスフォーメーション部門などでの勤務経験。現時点では日本での勤務経験を必須としている。また、ビジネスレベルの英語力と日本語力の両方を求めている。
Sakana AIは、独自技術で生成AIの基盤モデル開発などに取り組む、日本発のAIベンチャー企業。MUFGやSMBC、みずほファイナンシャルグループなどのメガバンクや、NECやSBIグループ、KDDIなど大手企業が出資している他、海外のベンチャーキャピタルや、米NVIDIAなども出資。シリーズAで約300億円の資金調達に成功している(9月時点)。
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