電子機器標準化団体IPCのOEM重要部品委員会が、安全性を高める目的で、ノートPCなどの電子機器で使用されているリチウムイオンバッテリーセル製造の規格策定に向けて動き始めている。
AMDプロセッサはデスクトップPCで採用されることになったが、アナリストらは、ノートPCでもAMD採用、マイケル・デル氏の関与拡大で株価復活を狙うと予想していた。
Wyseは、自社の小型仮想デスクトップデバイス「S Class」の新バージョンをリリースした。1.8GHzのプロセッサを搭載し、価格は299ドル。コールセンターや製造業、小売業、医療分野などの特定分野をターゲットにする。
米IntelはデスクトップPC向け次世代プロセッサ「Conroe」(コードネーム)を7月27日開催のイベントで正式発表する見通しだ。この発表に先駆けて、同プロセッサに関する第三者によるレビューが多数発表される見込み。
Microsoftに新設された「モビリティマーケティング」チームは、同社がOrigamiことUMPCやノートPCなどの携帯デバイスに本腰を入れていることを示している。
第一弾はあまり振るっていないOrigamiことUMPCだが、Microsoftは年末商戦に向けてもっと安い改良版を用意している。「Haiku」と呼ばれる次期バージョンのプロジェクトも進行中だ。
このところやや不調のDellだが、AMDプロセッサの採用、Googleソフトのバンドルで顧客の要望に応え、サポートを改善し、積極的な価格設定をすることで事態の好転を目指す。
Intelは、開発中のトライゲートトランジスタを同社のプロセッサに採用することにより、少なくともあと数世代分はムーアの法則を維持できるとしている。
Raidenプロジェクトの下、AMDは従来のビジネスデスクトップPCに幅広い選択肢を提供する取り組みを進めている。キーワードは「仮想化」だ。
5月31日に相次いで発表されたLenovoと東芝のノートPCをはじめとして、小型軽量のうえにワイドディスプレイと光学ドライブ内蔵という「ウルトラポータブルPC」が台頭してきている。
Microsoftは、「Windows Vista」オペレーティングシステムに「Bitlocker」と呼ばれるHDD暗号化ツールを搭載する予定だ。セキュリティの専門家らはそのメリットを認めているが、Bitlocker自体やその利用法にある種の懸念を抱いている。
Microsoftはユーザーが自分のPCのWindows Vistaへの対応程度を判定できるようにするためのキャンペーンを始動する。
Intelは仮想化技術を駆使してPC内にセキュリティチェックポイントを設置する計画だ。このチェックポイントはマシンに入ってくるトラフィックを監視して、怪しい動きを阻止する。
AMDの半導体はドイツで作れているため、米国で裁判できない――IntelはAMDに起こされた独禁法訴訟で、このような申し立てを行うつもりだ。
AMDやGoogle、Intel、Microsoft、Sun Microsystemsら各社は、データセンターの省エネルギー化支援を目的に、サーバの消費電力を測定する統一指標の策定に取り組んでいる。
MicrosoftはVistaに対応するPCの最低限の要件は示しているが、Gartnerの報告書によると、Vistaが本領を発揮できるのは現行PCの半分にすぎないという。
「省エネ」に対するニーズを受け、Intelでは、パフォーマンスを改善しながらも消費電力を削減する新しいチップアーキテクチャの設計に取り組んでいる。
Advanced Micro Devices(AMD)は4月に、「AMD Virtualization」技術を搭載した新しいサーバ用プロセッサを初めて披露する。
Windows Vistaが年末商戦に間に合わないことで「すべてにマイナスの影響が及ぶ」と見るアナリストもいる。皆がそこまで悲観的なわけではないが――。
MicrosoftのOrigamiプロジェクトの実機「Ultra-Mobile PC」は、現在の価格とスペックでは不調に終わるだろうと、一部のアナリストが予測している。
MicrosoftはWindows Vistaに、最初はEFIサポートを搭載しないことを決めた。EFI対応のIntel MacでVistaを動かせるのは、SP1がリリースされてからになるかもしれない。
Intel Developer Forum:
メモリコントローラをプロセッサに統合せず、バスでデータをやり取りする設計には「まだかなりの余地がある」とIntelは主張している。
IntelはIDFで、2台のUMPCの試作機を披露した。1つは近いうちに登場するモデルで、もう1つはもっと先のUMPCを示すものだ。その姿をスライドショーでお見せする。
IntelとGSM Associationは、ノートPCに3G携帯ネットワーク対応のモデムやSIMカードを組み込むためのガイドライン作成で協力する。
かつてはPowerPC連合で協力関係にあったIBMとMotorola。IntelにAppleを奪われたIBMとMotorolaからスピンオフしたFreescaleは、緊密に連携し、新規市場をより積極的に追求するという。
Intel Macがいち早く採用したことで注目を浴びているEFI。その標準仕様であるUEFIへの移行が徐々に始まっている。2007年にWindows Vistaと64ビットハードウェアが普及すれば、BIOSからの移行は本格化するだろう。
WindowsとLinuxは年内にEFIに対応しようとしており、それまで待てば、Intel MacでWindowsやLinuxとのデュアルブートを実現できるかもしれない。
Macworld Expo 2006:
AppleがMacworld Expoで発表した初のIntelプロセッサ搭載機、新iMacと新型ノートPC「MacBook Pro」のスペックが明らかになった。
ソニーのストリンガーCEOは基調講演で電子書籍リーダー「Sony Reader」を披露、Connect Storeで電子書籍を販売する計画などについて語った。
スマートフォンやデジタル音楽プレーヤーで急速にHDDに取って代わりつつあるフラッシュメモリは、今後コストが下がればPCでもHDD代わりに採用されるかもしれない。
Intelプロセッサ対応Mac OS Xは完成し、最新版「Centrino」の登場も迫っている。初のIntelベースのAppleマシンは、1月のMacworldで登場するかもしれない。
Yonahが来年1月に登場し、ノートブックでもデュアルコア化が急速に進むとみられている。Lenovo、Gateway、Appleは、このプロセッサをどう生かしていくのか。
Opteronプロセッサの機能強化はデュアルコア化だけで終わらない。AMDは今後、RAS機能の追加によってIntelとの競争を制していく方針だ。
Windows Vistaはかなり古いマシンを除けばほとんどのPCで動作できるだろう。しかし、新しいユーザーインタフェースを表示するにはかなりのグラフィックス性能が必要になりそうだ。
AMDは4〜6月期、サーバプロセッサの出荷を大幅に伸ばしたものの、x86チップ市場全体でのシェアはわずかにダウンした。MSによるXbox用のIntelチップ大量購入が影響(特集:64ビットコンピューティング最前線)。