北海道大樹町の宇宙ベンチャー、インターステラテクノロジズは、サツドラホールディングスのグループ企業、サッポロドラッグストアー(札幌市)と連携し、「サツドラ超炭酸水×インターステラテクノロジズMOMO応援プロジェクト」を11月16日に開始した。
サツドラ「超炭酸水」はサツドラの代名詞ともいえる大ヒット商品。同商品の売上1本につき1円をインターステラテクノロジズの観測ロケットMOMOの開発・製造資金に還元する。対象商品はサツドラ全店舗で販売する「超炭酸水」500ミリリットルおよび1.5リットル、「超炭酸水 レモン」500ミリリットルの3種類だ。
プロジェクトの終了時期は未定。応援企画第1弾として、クーポンの配信やTシャツをプレゼントするTwitterキャンペーンも実施する。
サッポロドラッグストアーの富山浩樹代表取締役社長兼CEOは、「道内各地に店舗を構える当社が道民の橋渡し役となり、日常の買い物をしていただくことで、『北海道民みんなで宇宙事業を支援できるのではないか』という思いからプロジェクトを発足いたしました」と経緯を説明。日々の買い物から、気軽に宇宙開発に関われるきっかけ作りを進めるとしている。
同社は今回の取り組み以外にも、プロサッカーチームの北海道コンサドーレ札幌のサポートプログラム「コンサドーレEZOCA」を実施するなどさまざま企業や団体とコラボしている。「EZOCA」はサツドラをはじめ道内650店舗以上の提携店で利用できる年会費無料のポイントカードだ。
「ドラッグストアビジネスから地域コネクティッドビジネスへ」という企業理念を打ち出す同社は今回の取り組みのように多くの企業とコラボしたり、EZOCAなどのサービスを展開したりすることによって、地域のプラットフォームになろうとしている。
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