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» 2021年01月14日 12時00分 公開

ジャック・マー氏“失踪”直前のスピーチ全文(前編)浦上早苗「中国式ニューエコノミー」(1/5 ページ)

2カ月余り公の場に姿を現さず、その消息がさまざまな憶測を呼んでいるアリババのジャック・マー(馬雲)前会長。2020年10月24日に氏が行ったスピーチが、中国の金融当局を批判し、習近平国家主席らの怒りを買ったとの説もあるが、実際の発言と大きくずれた報道も増えている。そこで、筆者訳のスピーチ全文を全2回に分けて紹介したい。

[浦上早苗,ITmedia]

 2カ月余り公の場に姿を現さず、その消息がさまざまな憶測を呼んでいるアリババのジャック・マー(馬雲)前会長。マー氏が2020年10月24日に上海の金融フォーラムに登壇し、中国の金融当局を批判し、習近平国家主席らの怒りを買ったとの説も浮上している。

 しかし実際には、スピーチの内容を確認しないまま欧米メディアの記事を“切り取った”引用が日本で繰り返されているにすぎず、マー氏の実際の発言と大きくずれた報道も増えている。

 ここでは筆者が全訳した、同氏がフォーラムで20分にわたって語った内容を、全2回に分けて紹介する。

東京大学が、韓国の学術振興財団Chey Institute for Advanced Studiesと共同で開催する国際会議「Tokyo Forum(東京フォーラム)」で、ソフトバンクグループの孫正義氏と19年に特別対談を行ったアリババグループのジャック・マー氏(東京フォーラムサイト
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