バンダイ、高級カプセルトイブランドを展開 最大2500円の価格設定が可能に「鬼滅の刃」に「ドラゴンボール」(2/2 ページ)

» 2021年01月19日 18時35分 公開
[ITmedia]
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時代のトレンドと市場ニーズに柔軟に対応

 2月には1回1500円の「アルティメットルミナス 孫悟空」が登場。従来の「アルティメットルミナス」シリーズでは、複数商品を購入しなければ、光るフィギュアが完成しなかった。一方、本商品では1商品のカプセル内に同梱されたパーツで完成する。

phot 「アルティメットルミナス 孫悟空」(©バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション)

 3月発売を予定するのは、「アルティメットルミナス 仮面ライダーセイバー」(1回1500円)。目の部分に発光ギミックを搭載していて、カプセル内のパーツを組み立てることでフィギュアが完成する。完成時は全長145ミリとボリュームのあるサイズになる。なお、仮面ライダーセイバーがカプセル商材として販売されるのは初めて。

phot 「アルティメットルミナス 仮面ライダーセイバー」(©2020 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映)

 バンダイのカプセル自販機事業「ガシャポン」は1977年、当時20円の自販機が主流だったカプセルトイ市場に100円機で参入。時代のトレンドと市場のニーズに柔軟に対応しながら、現在までアップデートを続けている。

 近年は、電子マネー対応の「スマートガシャポン」や、オンラインで商品を販売する「ガシャポンオンライン」など、旧来の販売方式にとらわれない展開を推進。2002年からは世界展開を本格化させていて、現在では約2万台をアジアの9つの国と地域に設置している。

phot 電子マネー対応の「スマートガシャポン」
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