JR東日本が地域の食文化を伝えるイベント開催 新幹線の輸送サービスを活用

» 2021年10月08日 23時16分 公開

 JR東日本は「Slow Neighborhood」 (スローネイバーフッド)の取り組みに関連した「食」のイベントを、佐渡観光交流機構、MENDI(福島県)と合同で開催する。第1弾は10月31日まで開催。

「Slow Neighborhood」 の取り組みに関連した「食」のイベント開催(出所:リリース、以下同)

 JR東日本の新幹線による輸送サービスを活用することで、その日に採れた地域食材を新鮮なままの状態で届けることができる強みを生かした。地方独自の食材や食文化を通して、東京の暮らしと地域をつなげる。

東日本旅客鉄道の新幹線による輸送サービスを活用

 Slow Neighborhoodとは、コロナ禍で難しくなった人同士の付き合いの距離を広げ、時間をかけて循環させ、新しい価値と経済を見いだす試み。

 第1弾は新大久保フードホールの「Kimchi, Durian, Cardamom,,,(キムチ、ドリアン、カルダモン、、、)」にて、新潟県佐渡地域と福島県会津地域の食材を提供したり、ワークショップやマルシェを開催したりする。

第1弾は新潟県佐渡地域および福島県会津地域の食材を提供

 「Slow Neighborhood DINING/CAFÉ&BAR」と題し、「おいしいけれど収穫量が確保できない」などの理由で全国的な流通はされない、その地域だけで消費される知られざる食材や調理方法を、地域に暮らす人でなければ分からない独自の手法で提供する。

 会場内では佐渡地域や会津地域の映像を放映し、地域の暮らしを感じながら料理を味わえるようにした。

「Slow Neighborhood DINING/CAFÉ&BAR」
新大久保フードホール「Kimchi, Durian, Cardamom,,,(キムチ、ドリアン、カルダモン、、、)」
「Slow Neighborhood DINING」で提供される料理イメージ

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