日本テレビ放送網は、スタジオジブリの秘密を伝える展示会「鈴木敏夫とジブリ展」を7月1日から開催すると発表した。東京・天王洲アイルの寺田倉庫で9月7日まで開催する。入場料は、一般・大学生1800円、中高生1500円、小学生1100円に設定した。
高畑勲、宮崎駿両監督と共に多くのアニメーション映画を世に送り出してきた鈴木敏夫氏の映画プロデューサーとしての足跡や多彩な活動を紹介する。2019年に東京・神田明神で開催し好評を博した同展に、新たに2つの展示を加えた。
1つ目は、鈴木氏が幼少時代から影響を受けた本や漫画8800冊の展示だ。巨大本棚は、「れんが屋」と呼ばれる鈴木氏の隠れ家をもとに構成。鈴木氏の作品作りへつながる秘密を体感できるようにした。
2つ目は、宮駿監督の「千と千尋の神隠し」に登場する湯屋「油屋」をモチーフにした大型空間。「千と千尋の神隠し」の世界観を再現した空間は、東京展示場限定での展示としている。
展覧会のアンバサダーには、滝沢カレン氏を起用。「油屋で働けることになったくらいうれしいです」とコメントを寄せた。また、音声ガイドを務める神田伯山氏は、「ジブリの鈴木さんの背景には、エンターテインメントの大宇宙があります。愛読されている本も展示されるようで楽しみです」とコメントしている。
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