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50倍ズーム、1200ミリの世界が手のひらに ソニー「DSC-HX300」

» 2013年02月27日 13時00分 公開
[ITmedia]

 ソニーは2月27日、デジタルカメラ“サイバーショット”の新製品「DSC-HX300」を3月8日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は5万3000円前後。

 既存「DSC-HX200V」と同様に高倍率高画質を追求したモデルで、レンズは35ミリ換算24〜1200ミリ相当 光学50倍のカールツァイス 「バリオ・ゾナーT*」レンズを搭載する。全画素超解像ズーム利用時には100倍相当の望遠撮影も行える。レンズ構成はスーパーEDレンズ1枚、EDレンズ2枚、非球面レンズ3枚を含む10群15枚構成で、開放F値はF2.8-F6.3だ。

photophoto 「DSC-HX300」

 高倍率化に伴って手ブレ補正も強化されており、レンズ群のうち前方の大きなレンズ群を含む2群を動作させる構造とすることで、HX200V比で約2.7倍のエリアを補正する。動画撮影時には電子式の併用による「アクティブ」モードが利用でき、その際は回転方向への補正も機能する。AFも最速0.15秒、テレ端でも0.22秒で合焦する。

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 撮像素子は1/2.3型 有効2040万画素の裏面照射型CMOSセンサー“Exmor R”で、背面液晶はチルト機構を備えており、サイズは3型(92万画素)。0.2型(約20万画素)のEVFも搭載する。

 サイズは129.6(幅)×93.2(高さ)×103.2(幅)ミリ、約650グラム(バッテリー、メモリースティックデュオ含む)。電源には「NP-BX1」を利用し、約310枚(CIPA基準)の静止画撮影を行える。

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