パナソニックは2月7日、ミラーレスカメラ「DMC-GH4」を開発発表を行った。ミラーレスカメラとしては世界初となる4K動画機能を搭載し、映像制作の分野での存在感発揮を狙う。発売日および価格は未定。2月13日より開催される「CP+ 2014」にて実機を展示する。
4K動画は4096×2160ピクセルおよび3840×2160ピクセルの設定が可能で、4K撮影時のビットレートは最大100Mbps。保存されるファイル形式は.MOVとなる。AFについては、ピント位置の異なる画像から空間を認識し、被写体までの距離を導き出す新開発の「空間認識AF」を採用しており、より高速なAF動作を実現している。
撮像素子は新開発された4/3型 有効1605万画素 LiveMOSセンサーを搭載しており、同じく新開発のヴィーナスエンジンと組み合わせることで既存製品(DMC-GH3)比で、ダイナミックレンジ25%拡大、コントラスト30%向上、限界解像5%向上、ISO25600で3db以上のS/N比向上など、より画質が高められている。
ファインダーには236万画素相当の有機ELファインダー(視野率100%、倍率1.34倍、アイポイント21ミリ)を搭載しており、背面にもバリアングル機構を備えた104万画素の有機ELディスプレイを搭載する。オプションとしては縦位置のバッテリーグリップ、ACアダプター、SDIやXLRなどの端子類を備えたインタフェースユニット、ガンマイクなどを用意する。
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