東芝セミコンダクター&ストレージは1月6日、世界初となるNFC(近距離無線通信)機能搭載のSDHCメモリカードを発表した。2月から順次販売する。
同製品は、NFCの「かざす」だけでデータのやり取りができる特性を利用したもの。通常、メモリカードの中身を確認するためにはPCやカメラのスロットに挿入する必要があったが、NFC搭載SDHCメモリカードでは専用アプリ「Memory Card Preview」をインストールしたNFC搭載のAndroidスマホをかざすだけでプレビューできる。
プレビューできるカード内情報は、最大16枚までの画像(サムネイルで表示)、空き容量、保存データの種類、撮影開始日と最終撮影日、カードの名前など。
転送速度はSDスピードクラス Class10、インタフェースはSDインタフェース規格UHS-I、NFC Forum Type 3 Tagに準拠している。サイズは24(幅)×2.1(奥行き)×32(高さ)ミリで、重量は約2グラム。対応端末は、NFCを内蔵しAndroid 4.0以降を搭載したAndroidスマートフォン。
容量は8Gバイト、16Gバイト、32Gバイトの3種類。価格はオープンだが、店頭予想価格はそれぞれ2000円台半ば、3000円台半ば、6000円台半ば前後。
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