さまざまな「写真展」を随時案内していく本コーナー。六本木フジフイルムスクエアで、2015年2月3日から開催予定の写真歴史博物館企画写真展「ピクトリアリズム−近代写真の夜明け−」を紹介する。
フジフイルムスクエア写真歴史博物館では、写真の歴史において重要な位置をしめる「ピクトリアリズム」をテーマにした写真展を、2015年2月3日(火)〜4月30日(木)まで開催いたします。
ピクトリアリズム(絵画主義)とは1800年代末期に一世を風靡した写真の潮流です。当時、写真はその記録性のみが注目されており、その「画(え)」は芸術作品としての認識や評価はなされておりませんでした。そんななか写真を芸術と認知させるべく、絵画的な写真を目指す動きが広がりました。ヨーロッパに端を発したこの活動はやがてアメリカへ展開し、ニューヨークではアルフレッド・スティーグリッツらが「フォト・セセッション」(写真分離派)を作り活動しました。
この写真展では、スティーグリッツをはじめとするピクトリアリズムの写真家たちの作品を展示して、近代写真の夜明けから絵画の模倣に決別を告げるまで、ひたすらに美を追い求めた写真家たちの思いを感じていただける写真展です。
名称 | 写真歴史博物館企画写真展「ピクトリアリズム−近代写真の夜明け−」 |
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開催期間 | 2015年2月3日(火)〜2015年4月30日(木) |
開館時間 | 10時〜19時(入場は18時50まで、最終日は16時まで) |
定休日 | 無休 |
入場 | 無料 |
会場 | フジフイルム スクエア 写真歴史博物館 |
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