シャープの「GALAPAGOS」を実際に買ってみた:ところでどうやって買うの?(2/2 ページ)
シャープのeBookリーダー「GALAPAGOS」が、ついに予約を開始した。店頭では販売されず、直販でのみ購入可能な本製品を購入したところ……。
まだまだ進化の余地があるGALAPAGOS
GALAPAGOSの購入も、いよいよ最終段階だ。「購入商品のご確認」ページで「購入手続」ボタンを押すと、送付先の入力画面が表示される。ここでは、先ほど触れたキャンペーンコードを入力する個所があり、購入申込書を持っていない場合のために、北海道から沖縄までGALAPAGOSのキャンペーン店となっている店舗のコードが一覧で表示される。このコードに基づいて、量販店には所定の代行手数料のようなものが支払われるのだろうが、直販ページでは恣意(しい)的に選べるのが悩ましい。
次が支払い方法の選択で、クレジットカードか代金引換からの選択となる。いずれも送料は無料だが、代引きの場合は代引き手数料(630円、ACアダプタのみの場合は315円)が必要だ。最後に入力した情報を確認すれば、晴れて注文完了となる。購入を申し込むと注文完了というメールが届き、あとは製品が到着するのを待つばかりとなる。
なお、シャープメディアタブレットストアでは純正のACアダプタを購入できるが、本体とは別の手続きが必要になる(本体と一緒に買えない)。また、GALAPAGOS用のカバーケースや液晶保護シート、スタンドなどの情報がまとめられているが、ここから購入することができないのはもどかしい。
と、いくつか気になるところがあるものの、まずはGALAPAGOSプラットフォームでフラッグシップモデルとなるeBookリーダーが発売にこぎつけた形だ。現状はeBookリーダーが主な機能として提供されるが、2011年春をめどに本体ソフトウェアのバージョンアップで映像や音楽、ゲームなどの配信サービスにも対応する予定になっている。もちろん、新聞や雑誌などの日本語コンテンツが楽しめる「定期配信サービス」やこれまで培ってきたXMDFによる表現力など、GALAPAGOSならではの魅力をどこまで訴求できるのか、製品自体だけでなく、販売方法などを含めて今後の進化が気になるモデルなのは間違いない。
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