GUI全盛の時代にあっても、コマンドラインが利用できれば便利な場面が多いのも事実だ。本連載では、スーパーユーザーを目指すあなたのためにWindowsのコマンドラインを1つずつ解説していく。今回はtypeだ。
テキストファイルを画面に出力するコマンドで、パイプやリダイレクト処理と合わせて使うことが多い。ファイル名の指定にはワイルドカード(*や?)の利用も可能だ。
オプション | 使用例 | 詳細 |
---|---|---|
ファイル名 | type sample.txt | 指定したテキストファイルを表示する。使用例では、sample.txtを表示している |
ファイル名1 ファイル名2 | type sample1.txt sample2.txt | 使用例は複数のファイルを指定し、表示させている |
ファイル名(ワイルドカード指定) | type sample*.txt | ワイルドカード指定。使用例では、sample*.txtにマッチするファイルすべてを表示している |
ファイル名 | more | type sample.txt | more | パイプ処理を行い、moreコマンドに渡すことによって1画面ずつ表示する |
ファイル名 > ファイル名 | type sample*.txt > all.txt | リダイレクト処理を行い新規ファイルの作成をしている。使用例では、sample*.txtにマッチするすべてのファイルを結合し、all.txtを作成している |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.