関西電力、リッチクライアント技術で営業システムを刷新

関西電力が営業関連のシステムを刷新した。申し込みの受け付けなどを管理するシステムをリッチクライアント技術で使いやすくした。

» 2009年06月02日 20時00分 公開
[ITmedia]

 関西電力は、業務関連の申し込みを受け付け、Webブラウザで作業手配を管理できる「営業ワンストップサービスシステム」を再構築した。リッチクライアント技術を駆使したシステムに仕上げ、2008年10月に稼働を開始している。システム構築を手掛けた日立システムアンドサービスが6月2日に発表した。

 同社は、営業所やコールセンターに寄せられる引っ越しなどの申し込みを受け付け、Webブラウザで作業手配を管理するシステムを導入していた。このシステムは、職員が2つの専用画面を確認しながら操作をしなければならない仕組みだったため、業務作業が煩雑になっていた。

 課題解決にあたり、Webアプリケーション基盤を使ってシステムを構築できる日本ネクサウェブの「リッチクライアントソリューションNexaweb」を採用。クライアント・サーバシステムよりも優れた画面の操作性とユーザーインタフェースを持っている点、開発言語がJavaであり、J2EE(Java 2 Enterprise Edition)に準拠しているなど、標準技術のみでシステムが開発できる点を評価した。

 同サービスには、優れたユーザーインタフェースや操作性を実現するリッチクライアント技術が実装されている。そのため、2つに分かれていた受け付け画面を1つに統合したり、画面の切り替えやキーボードの操作を減らしたりするなど、操作性を向上できた。

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