Googleは、「Googleプロフィール」を利用したソーシャル検索機能を今後も強化していくとしている。
米Googleは6月29日(現地時間)、検索結果に自分の友人のアクティビティを反映させる機能「Social Search」に「Google Buzz」で設定したコミュニティーのデータを追加したと発表した。この変更は、同日から今週いっぱいかけて全ユーザーに反映される見込みだ。
Social Searchは同社が1月にβ公開した検索サービスで、Googleアカウントでログインして検索すると、一般的な検索結果とともに自分のコミュニティー内のユーザーによるコンテンツが表示されるというものだ。YouTube、Facebook、Twitter、Google Readerなどでの友人が各サービスで投稿したコンテンツが反映されるが、従来は、利用するにはまず「Googleプロフィール」でそれらのサービスへのリンクを追加する必要があった。今回のサービス拡大で、Google Buzzで「接続済みサイト」として登録しているコミュニティーも自動的に反映されるようになった。
Googleは、今後もGoogleプロフィールのリンクを利用したソーシャル検索サービスを強化していくとしている。26日には、同社がFacebookに対抗するソーシャルサービスを計画しているといううわさが流れた。Googleはこのうわさを否定しているが、今回の動きはGoogleプロフィールのソーシャルサービス化に向けた一歩かもしれない。
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