東京理科大、グローバル化に向けた経営管理システムを構築へ導入事例

少子高齢化やグローバル化などの経営環境の変化に対応することを目的として、東京理科大学がOracle製アプリケーションを導入することになった。

» 2014年01月08日 12時40分 公開
[ITmedia]

 東京理科大学がOracle製品を利用した経営管理システムの構築することになった。日本オラクルが1月8日に発表した。

 東京理科大は中長期的な経営計画とシナリオ分析に「Oracle Hyperion Strategic Finance」、予算編成などの管理会計に「Oracle Hyperion Planning」を採用する。Hyperion Planningの採用は日本の大学で初めて。これら製品は海外の大学で多数採用実績のあることが決め手になったという。

 同大学では少子高齢化やグローバル化といった経営環境の変化に対応すべく、大学経営のグローバル化を掲げる。社会と市場のニーズに応えた教育の実現、実力のある学生を継続的な輩出、教育と研究の国際化を中長期の経営方針に据え、その計画と実践のために今回のシステムを構築することになった。

 今後は新システムを利用して、損益などの経営情報の可視化や予算編成の迅速化と短縮化、予算・実績の適時適切な把握などに取り組みという。

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