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» 2015年04月14日 18時00分 公開

Solarisでの仮想化を進める配信プラットフォームの裏側:日本初「4K映像配信」のNTTぷららが“Solaris好き”な理由 (3/3)

[岡崎勝己,ITmedia]
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効果や成果:多面的な仮想化によるコスト削減効果に

 仮想基盤への脱却によるNTTぷららのメリットは、具体的にどのようなものか。まず挙げられるのが、サーバ導入に要する期間人的コストの大幅削減である。従来環境では物理サーバ環境では、機材の調達だけでも1カ月半を要し、構築などを含めると作業完了に約2カ月を要していた。

 「しかし、仮想環境では余剰サーバリソースを基に仮想マシンを複製するだけで、ほぼ作業は完了します。その結果、サーバ調達に要する期間を約9割、作業コストも約8割削減できる。ビジネスの俊敏性も確実に向上させられているのです」(NTTぷららの嶋寺氏)

photo Oracle VMによるDB統合の主な効果(出典:NTTぷらら/Oracle Cloud Worldセッション資料)
photo NTTぷらら 技術本部ネットワーク管理部チーフエンジニアの嶋寺克彰氏

 嶋寺氏によれば、NTTぷららでは2012年から新規サーバの7〜8割を仮想サーバで整備しており、今では全サーバの3割にあたる約500台が仮想サーバに置き換わっているという。

 DB仮想化を通じてハードウェアを刷新したことで、処理能力も2倍に向上。加えて、すでに述べた理由からライセンスコストは半減、サーバ台数も減ったことでデータセンターのラックコストも4分の1にまで圧縮されている。

 「Solaris×仮想化」で、時代の要請に応えた進化版コンテンツ配信環境を整えているNTTぷらら。「コストに明確な利点があったからこその選択です。Solarisは高いと思う人は多そうですが、仮想化して使えば実はそうでもない、むしろメリットがあると気がつきました」(NTTぷららの嶋寺氏)


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