「時代遅れ」「陳腐化」を意味する“obsolete”は、新しいものの出現により、取って代わられた場合に使います。例えば、“Typewriters became obsolete when word processors were invented(ワープロの発明により、タイプライターが廃れた)”など。よってIT用語でも、仕様などが廃止されたとかサポートされなくなった時に“obsolete”を使います。
“Can’t get past the ideaのget past”は「〜〜を通り抜ける」ということで、そこから「克服する」「乗り越える」という意味でも良く使われます。例えば、悲しみを克服する“He needs to get past his wife’s death(彼は奥さんの死を乗り越えないと)”、恐れを克服する“get past your fear for heights(高さに対する恐怖を克服する)”、過去を乗り越える“get over the past”など。
また、“get past caring”というと「気にすること」を乗り越えてしまう、つまり気にしなくなる、構わなくなるという意味です。“When you’re trying to raise three kids, you get past caring about your hairstyle(3人の子育てをしていると髪型なんか構わなくなるわ)”と使います。