どうもハイタッチするタイミングがよく分からないんだ
知っていて当たり前のような気がするんだ。男の本能のように
例えば、いつならハイタッチして、いつなら「ひゃっほ〜」と単に叫ぶだけでいいのか
ただ、この点に絞っていえば、問題はあなたの男らしさの完全なる欠如ね
いやいや、ここはハイタッチのタイミングじゃないですって……。
称賛や祝勝の動作である「ハイタッチ」はあくまでも和製英語で、正しくは“high-five”と言います。その起源はバスケやバレーボールと諸説あるようですが、1977年アメリカのメジャーリーグでロサンジェルス・ドジャース所属のベイカー選手がホームランを打ったとき、次の打者が手を高くあげて迎えたことによるというのが定説といわれています。
またhigh-fiveより古い動作といわれている“low-five”という腰の辺りで手を打ち合う動作もあります。もともとの意味合いはあいさつや友情の印だったようですが、現在では基本的にhigh-fiveと同じような趣旨です。high-fiveほど派手な動作をする必要もないので、下のほうでこっそり、という場合もありますし、ちょっと皮肉ってやるニュアンスもあります。
“Give me five!”と言って手を挙げると相手が返してくれるので、ディルバートも勇気を出して練習してみれば?
職場のバトルファイターたち! 「ディルバート」連載一覧はこちらから
- 登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
主人公のディルバートは独身エンジニアです。作者のスコット・アダムス氏がこのマンガシリーズを最初に紹介した文章では、「30歳くらいで、カリフォルニア北部のとあるハイテク企業に勤務している」となっています。
- 登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
頭髪がとんがっていることから“pointed-haired boss”と呼ばれるボス。上司の悪いところを全部兼ね備えたすごい人です。公式解説によると、「生まれつき意地悪であざといわけではなく、努力してそうなった」とのこと。
- 登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
ウォーリーはディルバート同じ部署で働くエンジニア。ディルバートと同じように、自分も昇進できないことはよく分かっていて、そのせいか会社への忠誠心はゼロ。仕事をできるだけサボることをいつも楽しみにしています。
- 登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
ドッグバートはディルバートと同居している犬です。子犬の頃、収容所にいたところをディルバートに拾われたのです。ディルバートのぐちを聞いていることはありますが、大して恩義を感じているような素振りはありませんし、飼い主だとも思っていません。
- 登場人物紹介:アリス [Alice]
アリスは部署で唯一の女性エンジニア。作者のスコット・アダムス氏によると、パシフィックベル時代にアリスと同じようなヘアスタイルの女性の同僚がいて、その人がモデルになっているそうです。
- 登場人物紹介:アシュック [Asok]
アシュックはインターン。つまり学生なのですが、インターンシップでこの会社に勤めています。アショックは頭のいい好青年ですが、企業の現実や社内政治のことがまったく分かっていないため、からかわれたり、損をしたりしています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.