しかし、君が私の仕事を脅かす相手として現実的な脅威となる
だからこそ、君が仕事をするために必要な重要情報を私は明かさないでいるんだ
これって、すご〜く遠回しにディルバートを褒めていません? 違います?
“awkward”とは「気まずい」のほかに「不器用」「不格好な」「扱いづらい」「手ごわい」などいろいろな意味で使われます。またそれらのニュアンスを総括しているかのように、思春期のことを“awkward age”といいます。思春期を迎えた気難しい子どおもを前にして“He/she is at an awkward age.”(難しい年頃だから)と使います。
“mentor”とは、仕事や人生の指導者や助言者のこと。最近は企業内でもメンター制度を設け、先輩が新入社員のサポートを仕事だけではなく、メンタル面でも支えるようにするそうですが、“mentor”に対してその指導を受けた人物を“protege”といいます。フランス語が語源の“protege”とは「保護・擁護を受けている者」と訳される通り、単なる教えを受ける“disciple”(弟子)とは異なり、指導者に成長するまで見守られている弱者のイメージも多少ありますが、実際には“disciple”も“protege”も同じような意味で使われています。
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登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
主人公のディルバートは独身エンジニアです。作者のスコット・アダムス氏がこのマンガシリーズを最初に紹介した文章では、「30歳くらいで、カリフォルニア北部のとあるハイテク企業に勤務している」となっています。
登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
頭髪がとんがっていることから“pointed-haired boss”と呼ばれるボス。上司の悪いところを全部兼ね備えたすごい人です。公式解説によると、「生まれつき意地悪であざといわけではなく、努力してそうなった」とのこと。
登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
ウォーリーはディルバート同じ部署で働くエンジニア。ディルバートと同じように、自分も昇進できないことはよく分かっていて、そのせいか会社への忠誠心はゼロ。仕事をできるだけサボることをいつも楽しみにしています。
登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
ドッグバートはディルバートと同居している犬です。子犬の頃、収容所にいたところをディルバートに拾われたのです。ディルバートのぐちを聞いていることはありますが、大して恩義を感じているような素振りはありませんし、飼い主だとも思っていません。
登場人物紹介:アリス [Alice]
アリスは部署で唯一の女性エンジニア。作者のスコット・アダムス氏によると、パシフィックベル時代にアリスと同じようなヘアスタイルの女性の同僚がいて、その人がモデルになっているそうです。
登場人物紹介:アシュック [Asok]
アシュックはインターン。つまり学生なのですが、インターンシップでこの会社に勤めています。アショックは頭のいい好青年ですが、企業の現実や社内政治のことがまったく分かっていないため、からかわれたり、損をしたりしています。
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