ペニーストックがお買い得。値段が1ペニーしかしない
(ガアアア! 悪い助言を盗み聞きしてしまうのってホント嫌だ)
(巻き込まれたくないけど、そうしないと罪悪感が!)
株を選ぶとき、テレビで見る赤の他人のアドバイスも有効だ
君の気まずさを軽減できるかどうか分からないが、ボクもどうしたらいいか分からないよ
確かに、時たま電車や喫茶店で、隣の人たちの会話に突っ込みを入れたくなる衝動に駆られますが、やはりそこは何もしないのが一番無難でしょうね。
4コマ目にある“load up”とは、「満杯まで積み込む」ことで、例えば“load up the truck”というと「トラックに満載する」ことですが、そこから「何かを大量に集める、蓄積する」ことを意味する表現としても使います。“I load up whenever I go to my favorite hobby shop.”というと「お気に入りの趣味の店に行くと買い込んでしまう」という意味になります。
ちなみにボスが紹介している「ペニーストック」とは、通常1株1ドル以下の投機的安物の株のことで、投機目的以外に実質的な価値のない大穴狙いの株のことです。「マイクロキャップ(超小型株)」とも呼ばれる、これらの株式を使った詐欺がアメリカでは一時横行していましたので、皆さんもご用心。決してテレビで見るアドバイスなどをうのみにしないように!
職場のバトルファイターたち! 「ディルバート」連載一覧はこちらから
登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
主人公のディルバートは独身エンジニアです。作者のスコット・アダムス氏がこのマンガシリーズを最初に紹介した文章では、「30歳くらいで、カリフォルニア北部のとあるハイテク企業に勤務している」となっています。
登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
頭髪がとんがっていることから“pointed-haired boss”と呼ばれるボス。上司の悪いところを全部兼ね備えたすごい人です。公式解説によると、「生まれつき意地悪であざといわけではなく、努力してそうなった」とのこと。
登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
ウォーリーはディルバート同じ部署で働くエンジニア。ディルバートと同じように、自分も昇進できないことはよく分かっていて、そのせいか会社への忠誠心はゼロ。仕事をできるだけサボることをいつも楽しみにしています。
登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
ドッグバートはディルバートと同居している犬です。子犬の頃、収容所にいたところをディルバートに拾われたのです。ディルバートのぐちを聞いていることはありますが、大して恩義を感じているような素振りはありませんし、飼い主だとも思っていません。
登場人物紹介:アリス [Alice]
アリスは部署で唯一の女性エンジニア。作者のスコット・アダムス氏によると、パシフィックベル時代にアリスと同じようなヘアスタイルの女性の同僚がいて、その人がモデルになっているそうです。
登場人物紹介:アシュック [Asok]
アシュックはインターン。つまり学生なのですが、インターンシップでこの会社に勤めています。アショックは頭のいい好青年ですが、企業の現実や社内政治のことがまったく分かっていないため、からかわれたり、損をしたりしています。
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