君、ストレスがたまっている顔をしてるね
その通りです
どうしてそんなにコーヒーを飲んで冷静でいられるんですか?
雷雨のときに犬などを安心させるために設計されたものでね
このCMをテレビで見たときに、他に使い道はないかと思って買ったんだ
(1週間後)
気分サイコーです! いままでにないサイコーの日です!
ペット服を着るように同僚を説得したっていうのかい?
そうやって自分のストレスを解消しているのさ
素直なアシュック、またウォーリーの虚言にだまされた模様。でも、プラセボ効果がバッチリ効いて気分が晴れるなら、それはそれで良いのかも!?
“placebo”とは「自分を喜ばせる」という意味で、“placere”(喜ばせる)というラテン語に由来します。教会で死者の祈りとして“placebo domino”と始まる聖書の一節が唱えられていましたが、葬儀の参加者の中には食事を目当てに葬儀に参列する者を「追従者」や「ご機嫌取り」という意味で“placebo”と呼ぶようになったという説があります。その後、1800年代に医学的な意味で用いられるようになり、「患者の機嫌を取るもの」、つまり気休めのための薬や処置を指すようになりました。
プラセボの反対のノセボ効果“nocebo effect”とは、偽薬によって、薬効のある薬に伴われる副作用などの有害作用が現れることです。こちらはもっと最近の造語であり、1961年に学者Walter Kennedyがプラセボに対してラテン語の“nocebo”(害を及ぼす)から、そのような反応や効果をノセボ効果と呼ぶようになったそうです。
職場のバトルファイターたち! 「ディルバート」連載一覧はこちらから
- 登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
主人公のディルバートは独身エンジニアです。作者のスコット・アダムス氏がこのマンガシリーズを最初に紹介した文章では、「30歳くらいで、カリフォルニア北部のとあるハイテク企業に勤務している」となっています。
- 登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
頭髪がとんがっていることから“pointed-haired boss”と呼ばれるボス。上司の悪いところを全部兼ね備えたすごい人です。公式解説によると、「生まれつき意地悪であざといわけではなく、努力してそうなった」とのこと。
- 登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
ウォーリーはディルバート同じ部署で働くエンジニア。ディルバートと同じように、自分も昇進できないことはよく分かっていて、そのせいか会社への忠誠心はゼロ。仕事をできるだけサボることをいつも楽しみにしています。
- 登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
ドッグバートはディルバートと同居している犬です。子犬の頃、収容所にいたところをディルバートに拾われたのです。ディルバートのぐちを聞いていることはありますが、大して恩義を感じているような素振りはありませんし、飼い主だとも思っていません。
- 登場人物紹介:アリス [Alice]
アリスは部署で唯一の女性エンジニア。作者のスコット・アダムス氏によると、パシフィックベル時代にアリスと同じようなヘアスタイルの女性の同僚がいて、その人がモデルになっているそうです。
- 登場人物紹介:アシュック [Asok]
アシュックはインターン。つまり学生なのですが、インターンシップでこの会社に勤めています。アショックは頭のいい好青年ですが、企業の現実や社内政治のことがまったく分かっていないため、からかわれたり、損をしたりしています。
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