“walk it back”とは、行動や決断を撤回することで、“Politicians today easily walk back their comments.”(最近の政治家はすぐ言ったことを撤回する)と使います。
同じような意味で“take it back”という表現もあります。こちらは、“I take back my earlier comment about the newbie. He's nice.”(新入君に関する意見を撤回する。感じの良い子だ)のように使います。
“nice try”は、“I almost passed the test.”(もう少しで試験に合格できたのに)に対する“Nice try!”(惜しかったね)のように素直なねぎらいとして使う以外に、今回のように、「その手には乗らない」と意味で皮肉を込めて使うことができます。例えば、洗濯当番を逃れたい弟が“You look beautiful today.”(今日の君はきれいだね)と姉にお世辞を言っても、弟の魂胆を見抜いた姉からは“Nice try. It's still your turn to do the laundry today.”(その手には乗らないわよ。今日洗濯するのはあなたよね)と返ってくることでしょう。