電話はフリーズしっぱなしだし、プリンタは動かないし、ネットワークがダウンしている
車のハザードランプはクリスマスの電飾みたいにチカチカしてるし、ノートPCは立ち上がらない
全部偶然かもしれないけど、会社の皆さんにも影響が出てしまうやも……
会社を守るために、私が鉛で囲われた箱に閉じこもる許可をいただけませんか?
どうすればお前がちゃんと鉛で囲われた箱に入っているって分かるんだ?
その間は、ボスの電話がちゃんと動きますからすぐ分かりますよ
(3週間後)
電話がまだちゃんと動いてる。あいつはヒーローだな
いや、ボス、だから、それは……ウォーリーの巧妙なワナにまんまと乗ってしまう素直(?)なボスでした。それにしてもウォーリーったら、3週間も雲隠れってこと!?
“bad day”は直訳すると「悪い日」ですが、“I'm having a bad day.”というと「今日はついていないな」という意味になり、さらに“Is tomorrow a bad day?”と尋ねると「明日は都合悪いですか?」という意味になります。
よく使う表現に“A bad day fishing is better than a good day at work.”というのがあり、「仕事がどれほど捗っていても、釣りで何も釣れないような日であったとしても、仕事をするより釣りをする方がいい」という意味です。
また、“take a chance”は、一見、「好機をつかむ」という意味と誤解しがちですが、実は反対で、「あえて危険やリスクがあることをする」「イチかバチかやってみる」という意味ですので、ご注意を。
職場のバトルファイターたち! 「ディルバート」連載一覧はこちらから
- 登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
主人公のディルバートは独身エンジニアです。作者のスコット・アダムス氏がこのマンガシリーズを最初に紹介した文章では、「30歳くらいで、カリフォルニア北部のとあるハイテク企業に勤務している」となっています。
- 登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
頭髪がとんがっていることから“pointed-haired boss”と呼ばれるボス。上司の悪いところを全部兼ね備えたすごい人です。公式解説によると、「生まれつき意地悪であざといわけではなく、努力してそうなった」とのこと。
- 登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
ウォーリーはディルバート同じ部署で働くエンジニア。ディルバートと同じように、自分も昇進できないことはよく分かっていて、そのせいか会社への忠誠心はゼロ。仕事をできるだけサボることをいつも楽しみにしています。
- 登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
ドッグバートはディルバートと同居している犬です。子犬の頃、収容所にいたところをディルバートに拾われたのです。ディルバートのぐちを聞いていることはありますが、大して恩義を感じているような素振りはありませんし、飼い主だとも思っていません。
- 登場人物紹介:アリス [Alice]
アリスは部署で唯一の女性エンジニア。作者のスコット・アダムス氏によると、パシフィックベル時代にアリスと同じようなヘアスタイルの女性の同僚がいて、その人がモデルになっているそうです。
- 登場人物紹介:アシュック [Asok]
アシュックはインターン。つまり学生なのですが、インターンシップでこの会社に勤めています。アショックは頭のいい好青年ですが、企業の現実や社内政治のことがまったく分かっていないため、からかわれたり、損をしたりしています。
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