私のリーダーシップのもとで、わが社は30%の増益を果たしたぞ
あなたは、われわれが提示した選択肢から一番良いプランを選んでいるだけですよ
その通り。そして私はいつもベストなプランを選択する
それは、われわれが想定する“最悪のプラン”と“ベストなプラン”を分かりやすく比較して見せているからですよ
つまりわれわれは、あなたの全ての判断をコントロールしているんです。あらゆる選択肢に対するあなたの見方を操作することでね。
そりゃ、直さなにゃならんな
故障していないものをどうやって直すんですか?
故障しているのはディルバートたちが築き上げたこの巧妙な仕組みではなく、社長の人格だったりして。
“snort”とは、「強い息で鼻を鳴らすこと」で、日常会話では「鼻先で笑う」とか、「(声を出さずに)不満や避難を言う」という意味で使います。“He snorted sarcastically.”(彼は皮肉たっぷりにあざ笑った)とか“Hearing the guy's lame excuse, he snorted in disgust.”(男の情けない言い訳を聞いて不機嫌そうに鼻で笑った)のように使います。
加えて、“その音”だけを意味する使い方もできます。“The horse snorted.”(馬が鼻を鳴らした)のように使い、馬や豚の荒い鼻息を表す他、“He was snorting with laughter.”(彼はゲラゲラ笑っていた)と人に使うこともできます。
さらに、俗語ですが、“He snorted crack.”(彼はコカインを吸引している)と言えば、ヘロインやコカインなど粉状の麻薬を「鼻から吸うこと」を意味します。
職場のバトルファイターたち! 「ディルバート」連載一覧はこちらから
登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
主人公のディルバートは独身エンジニアです。作者のスコット・アダムス氏がこのマンガシリーズを最初に紹介した文章では、「30歳くらいで、カリフォルニア北部のとあるハイテク企業に勤務している」となっています。
登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
頭髪がとんがっていることから“pointed-haired boss”と呼ばれるボス。上司の悪いところを全部兼ね備えたすごい人です。公式解説によると、「生まれつき意地悪であざといわけではなく、努力してそうなった」とのこと。
登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
ウォーリーはディルバート同じ部署で働くエンジニア。ディルバートと同じように、自分も昇進できないことはよく分かっていて、そのせいか会社への忠誠心はゼロ。仕事をできるだけサボることをいつも楽しみにしています。
登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
ドッグバートはディルバートと同居している犬です。子犬の頃、収容所にいたところをディルバートに拾われたのです。ディルバートのぐちを聞いていることはありますが、大して恩義を感じているような素振りはありませんし、飼い主だとも思っていません。
登場人物紹介:アリス [Alice]
アリスは部署で唯一の女性エンジニア。作者のスコット・アダムス氏によると、パシフィックベル時代にアリスと同じようなヘアスタイルの女性の同僚がいて、その人がモデルになっているそうです。
登場人物紹介:アシュック [Asok]
アシュックはインターン。つまり学生なのですが、インターンシップでこの会社に勤めています。アショックは頭のいい好青年ですが、企業の現実や社内政治のことがまったく分かっていないため、からかわれたり、損をしたりしています。
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