マーケティング部に新しく来た人と会うべきよ。お互い気が合うと思うわ
よし。彼は明日ならランチ可能。ロビーであなたと待ち合わせるように伝えておくわ
だから、どうして3人で昼飯を食わなきゃいけないのか分からないよ
君は私によく似ていると聞くが
残念ながらそのようで
おせっかいな同僚の意図は最後まで分からずじまいですが、服の好みからして確かにこの2人、似た者同士なのかも……。
今では日本語でも「セットアップ」と、そのままの表現で使われることがある“set up”は、さまざまな場面で活用されるフレーズです。装置を「設置する」「組み立てる」をはじめ、システムを「構成する」、建造物を「建てる」「建立する」、企画や計画などを「準備する」「支度する」「手配する」など。
ここでは、ランチや会議などを「設定する」という意味で“set up(lunch/a meeting)”が使われています。
また、「知らない者同士の会合」のことは、男女間なら“blind date”、ネットを介して会うときは“online dating”、集団で会う「合コン」の場合は“group dating”と言います。ちなみに「合コン」は日本の独特の習慣として、時折“gokon”と紹介されていたりもします。
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- 登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
主人公のディルバートは独身エンジニアです。作者のスコット・アダムス氏がこのマンガシリーズを最初に紹介した文章では、「30歳くらいで、カリフォルニア北部のとあるハイテク企業に勤務している」となっています。
- 登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
頭髪がとんがっていることから“pointed-haired boss”と呼ばれるボス。上司の悪いところを全部兼ね備えたすごい人です。公式解説によると、「生まれつき意地悪であざといわけではなく、努力してそうなった」とのこと。
- 登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
ウォーリーはディルバート同じ部署で働くエンジニア。ディルバートと同じように、自分も昇進できないことはよく分かっていて、そのせいか会社への忠誠心はゼロ。仕事をできるだけサボることをいつも楽しみにしています。
- 登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
ドッグバートはディルバートと同居している犬です。子犬の頃、収容所にいたところをディルバートに拾われたのです。ディルバートのぐちを聞いていることはありますが、大して恩義を感じているような素振りはありませんし、飼い主だとも思っていません。
- 登場人物紹介:アリス [Alice]
アリスは部署で唯一の女性エンジニア。作者のスコット・アダムス氏によると、パシフィックベル時代にアリスと同じようなヘアスタイルの女性の同僚がいて、その人がモデルになっているそうです。
- 登場人物紹介:アシュック [Asok]
アシュックはインターン。つまり学生なのですが、インターンシップでこの会社に勤めています。アショックは頭のいい好青年ですが、企業の現実や社内政治のことがまったく分かっていないため、からかわれたり、損をしたりしています。
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