……ってことで、これが、この件についての俺の考えだ
君が信じていることの全てが間違いだって証明するYouTubeのビデオがあるぞ
たった今、君が起こっていないと主張した出来事が、全て写っている映像だよ
君の主張する“本当の展開”がでたらめだと証明する10のメディアのリンクも送っておくよ
君がどれほど間違っているか証明された今、発言を撤回するかい?
どうして君が間違っていると認められないんだ?
だから、ボクは間違ってないからだよ!!!
怪しい宗教から“オレオレ詐欺”、果ては某国大統領の熱狂的支持者まで、人って、どうしていったん思い込むと、端から見て一目瞭然のことも見えなくなってしまうのでしょうか……?
“debunk”とは、「主張や思想などの誤りを証明する、正体を暴露する」という意味で、“debunk the myth”(通説のうそを暴く)や、“debunk the mystery”(謎を暴く)のように使います。
また、「人の地位や名声を下げる」という意味もあり、“The reporter debunked the town's hero as being a coward.”(記者は町の英雄を臆病者であると暴露した)と使ったりします。
この語は、語源が面白く、1820年頃に北カロライナ州Buncombe群出身の下院議員が意味不明なスピーチをしたところから、“bunkum”が「意味のないスピーチ」を意味するようになり、のちに“bunk”と省略され、さらに接頭辞の“de”が付いて、“debunk”が「虚偽であることを証明する」という意味で使われるようになったそうです。
職場のバトルファイターたち! 「ディルバート」連載一覧はこちらから
- 登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
主人公のディルバートは独身エンジニアです。作者のスコット・アダムス氏がこのマンガシリーズを最初に紹介した文章では、「30歳くらいで、カリフォルニア北部のとあるハイテク企業に勤務している」となっています。
- 登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
頭髪がとんがっていることから“pointed-haired boss”と呼ばれるボス。上司の悪いところを全部兼ね備えたすごい人です。公式解説によると、「生まれつき意地悪であざといわけではなく、努力してそうなった」とのこと。
- 登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
ウォーリーはディルバート同じ部署で働くエンジニア。ディルバートと同じように、自分も昇進できないことはよく分かっていて、そのせいか会社への忠誠心はゼロ。仕事をできるだけサボることをいつも楽しみにしています。
- 登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
ドッグバートはディルバートと同居している犬です。子犬の頃、収容所にいたところをディルバートに拾われたのです。ディルバートのぐちを聞いていることはありますが、大して恩義を感じているような素振りはありませんし、飼い主だとも思っていません。
- 登場人物紹介:アリス [Alice]
アリスは部署で唯一の女性エンジニア。作者のスコット・アダムス氏によると、パシフィックベル時代にアリスと同じようなヘアスタイルの女性の同僚がいて、その人がモデルになっているそうです。
- 登場人物紹介:アシュック [Asok]
アシュックはインターン。つまり学生なのですが、インターンシップでこの会社に勤めています。アショックは頭のいい好青年ですが、企業の現実や社内政治のことがまったく分かっていないため、からかわれたり、損をしたりしています。
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