ナナオ、3波デジタルチューナー内蔵の24.1型ワイド液晶「FORIS FX2431TV」:チューナー非搭載モデルも同時発売

» 2009年06月04日 15時30分 公開
[ITmedia]

FORISブランドにAV入力搭載ディスプレイを統合

 ナナオは6月4日、AV入力と3波デジタルテレビチューナーを搭載した24.1型ワイド液晶ディスプレイ「FORIS FX2431TV」、およびAV入力対応の24.1型ワイド液晶ディスプレイ「FORIS FX2431」を発表した。7月1日に同社直販サイトのEIZOダイレクト、直営店のEIZOガレリア、量販店で発売する。

 価格はオープンで、EIZOダイレクトの販売価格はFX2431TVが14万9800円、FX2431が11万9800円だ。いずれもボディのカラーはブラックとシルバーの2色を用意する。チューナ内蔵のFX2431TVエコポイント対象製品で、7000ポイントが付く。

「FORIS FX2431TV」と「FORIS FX2431」。ボディのデザインは同じで、2色のカラーバリエーションがある

 これら2製品は、2008年6月12日に発売された「FlexScan HD2452W」の後継機だ。同社は液晶テレビのブランドとして2004年3月より「FORIS」シリーズを展開してきたが、今後は製品ジャンルを広げて「映像、音声、デザインにこだわった液晶ディスプレイ/テレビ」の統合ブランドとする。FX2431TVとFX2431は、その第1弾製品という位置づけだ。

HDMIを機能強化、新デザインのスピーカーを装備

 FX2431TVが搭載するテレビチューナーは、CATVパススルー対応の3波対応デジタルチューナーだ。PCディスプレイとしての利便性に配慮して液晶パネルは1920×1200ドット表示/アスペクト比16:10のものを採用しているため、アスペクト比16:9のテレビ映像を表示する場合は上下に黒帯を入れて表示する。ズームやサイドカットの表示も可能だ。画作りに関しては、ほかのFORISと同様に、映像ソース本来の色調や滑らかさを忠実に表現するという画質のコンセプト「ナチュラルコンフォート」を引き継いでいる。

 FX2431TVとFX2431の違いはテレビチューナーの有無だけで、そのほかの仕様は共通化されている。液晶パネルはNTSC比92%、Adobe RGBカバー率96%の広色域タイプ(VA方式)を採用。輝度は360カンデラ/平方メートル、コントラスト比は1000:1(コントラスト拡張有効時2000:1)、視野角は上下/左右178度、応答速度は黒→白→黒が16ms/中間階調域が6ms、最大表示色はRGB各色8ビットの約1677万色(10ビットLUTによる約10億6433万色中)だ。

 インタフェースは、映像入力にHDMI×2、コンポーネントビデオ×1、S-Video/コンポジット共用×1、DVI-D(HDCP対応)×1、D-Sub×1、音声入力にステレオミニ×3(うち1つはHDMI入力時にHDMI以外から音声入力する場合に使用)、RCAステレオ×2(1つがコンポーネントビデオ用、1つがS-Video/コンポジットビデオ用)、音声出力にステレオミニ×1、ヘッドフォン×1を用意。USB 2.0アップストリーム×1、USB 2.0ダウンストリーム×2も備えている。FX2431TVのみ、テレビアンテナ入力、電話回線用のモジュラージャック×1、100BASE-TXの有線LAN×1も装備する。

 HDMI端子はPC接続に対応したほか、HDMI CEC(Consumer Electronics Control)機能をサポートした。HDMI CEC対応の外部機器をHDMIに接続することで、電源のオン/オフ連動や本体付属のリモコンを使ったレコーダーの「再生、停止、早送り、早戻し」といった操作が可能になる。

 内蔵ステレオスピーカーは2ワット+2ワットの出力に対応。シリンダー状のエンクロージャーを採用し、剛性を高めることで筐体から発生する付帯音を低減した。同社はこれを「Cylinder Sounds Solution」と呼んでいる。音量に応じて低音域のブースト量を自動調整することで低音を強調する「低音強調」機能や、センター定位を重視しながら自然に音の広がるように処理する「ワイドサウンド」機能も持つ。

FX2431TVの背面に並ぶインタフェース(写真=左)。FX2431は海外展開も行うため、国外で普及していないD端子は省かれ、コンポーネントビデオ端子が採用されている。シリンダー状のエンクロージャーを採用したスピーカー部(写真=中央)。手前がFX2431TV、奥がFX2431のリモコン(写真=右)。同社の円形リモコン兼マウス「C@T-one」にも対応する

 外形寸法は566(幅)×230(奥行き)×444〜480(高さ)ミリ、重量はFX2431TVが約11.1キロ、FX2431が約10.5キロだ。画面が円弧を描くように移動するArcSwing 2スタンドを用いている。上35度/下5度のチルト、左右各172度のスイベル、24ミリの高さ調節が可能だ。

レトロゲーム向け機能も用意

 AV機器との接続向けには、1080/24p出力が行えるプレーヤーを接続して秒間24コマで制作された映画を視聴する際、プルダウン処理なしで秒間24コマの映像信号を再現できる1080/24p入力(48Hz駆動)機能を用意。I/P変換機能は2-3プルダウンの「動画2-3」をはじめ、30p検出も行う「動画2-3/2-2」や、2-3/2-2処理をしない「動画」、静止画向けの「静止画」といった設定が選べる。

 ゲーム向けには、主に古いゲーム映像のドット絵を崩さないように表示するリアルイメージ機能を新たに搭載した。画像の輪郭をはっきりさせることで、ゲーム映像を2倍拡大で表示した際にも従来より鮮明に表示できる。

 そのほかにもFlexScan HD2452Wと同様、PC入力の映像を親画面/AV入力の映像を子画面に表示するPinP機能をはじめ、いくつかの映像処理をスキップして画面表示までの遅延を通常時と比べて最大約2/60秒短縮するスルーモードや、ビデオ出力対応プレイステーション・ポータブル(PSP)から出力された解像度480×272ドットの映像を画面の横幅いっぱいに拡大表示する「ポータブル」モードを含む複数のスケーリング機能、用途別に最適と思われる画質のプリセットを選べる「FineContrast」機能などが用意されている。周囲の明るさと映像ソースに応じて画面の輝度を自動調整する「Auto EcoView」機能も持つ。

リアルイメージのオフ(写真=左)とオン(写真=中央)。画面は2倍拡大表示(2×リアル)の設定だが、リアルイメージをオンにすると、ドット絵の輪郭が鮮明に表示される。「ポータブル」モードでPSPからの映像出力を拡大表示した様子(写真=右)

発売記念プレゼントキャンペーンも実施

 同社はFX2431TVとFX2431の発売を記念したプレゼントキャンペーンも行う。キャンペーンページからクイズに答えて応募すると、抽選でソニーのHDD搭載Blu-ray Discレコーダー「BDZ-T75」が1名に、HD対応ムービーカメラの「Xacti DMX-HD2000」が2名に、プレイステーション 3の「CECHL00」が3名に当たる。応募期間は2009年6月4日15時〜7月31日15時。

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