パナソニック「DMR-BW970」、ソニー「BDZ-EX200」、三菱電機「DVR-BZ130」を集め、購入動機につながりそうなポイントを選んで検証するバイヤーズガイド。前回の録画画質に続き、今回はもっとも基本的な録画予約関連の機能を紹介していく。
改めて各モデルの予約操作を眺めると、ますますシンプルになっていることが分かる。例えば三菱電機は、EPG(電子番組表)から目的の番組を見つけたら、1回ボタンを押すだけで予約が完了。従来は番組詳細や録画設定の画面を挟むのが一般的だったが、予約のたびに録画モードなどを選ぶ人は少ないと判断、操作ステップを削減した。またパナソニック機も、番組表で目的の番組を選択した状態でカラーボタンの「赤」を押すと一発で予約が完了する「簡単予約」を備えている。
“かんたん”関連の機能では、ソニーが「らくらくスタートメニュー」を用意したことも新しい。リモコンの専用ボタンを押すと、予約や再生といった基本操作に絞ったメニューが現れ、操作ガイドに沿ってボタンを操作するだけという初心者向けのメニューだ。ただ、再生時に「ジャンル別」フォルダへのショートカットとしても使えるなど、レコーダーに慣れた人もメリットがある。ユーザーになったら、一通りは試してみることをオススメしたい。
「G-Guide」を採用したパナソニックと三菱電機は、左側に広告が表示される、おなじみの電子番組表だ。フォントなどの見やすさではパナソニックのほうに軍配が上がる。一方のソニーは、濃い色の背景に白抜き文字という独特のデザイン。視聴中の番組を子画面表示する機能を持たないが、広告枠もないため画面の一覧性は高い。また、ボタン1つで番組情報に含まれる人名やワードが抽出され、ここから関連番組の検索や予約が行える「気になる検索」は、かなり便利だ。
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