価格も含めて手軽とはいえないものの、常にタッチ&トライコーナーへ長蛇の列ができているのが、5月中旬より販売開始されるペンタックスの「PENTAX 645D」コーナー。
PENTAX 645Dは35ミリ判の約1.7倍の大きさとなる44×33ミリの大型CCDを搭載した中判デジタルカメラで、大型撮像素子の搭載による解像感の高さや広いダイナミックレンジが特徴だ。同社ブースには内部構造の分かるカットモデルや外装を透明にしたモデルも展示されており、特徴的な構造をもつ本製品への理解を深めることができる。
リコーブースで見ることができるのは、販売が予定されているGXR用カメラユニット「RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VC」(2010年夏発売予定)と「GR LENS A12 28mm F2.5」(2010年冬発売予定)。前者は、高倍率・高速連写対応ユニットで、10.7倍(28〜309ミリ)の手ブレ補正機構付きレンズに120コマ/秒の連写が可能なカメラユニットを組み合わせたもの。後者はAPS-Cサイズ(23.6×15.7ミリ)のCMOSセンサーに、新開発の28ミリ単焦点「GR レンズ」を組み合わせたものだ。
いずれもケースに納められており手にすることはできないが、同社ブースには手にすることのできるGXRが多く用意されているので、ある程度のサイズは把握できるだろう。
カシオ計算機ブースで目をひくのは、年頭に米国で行われた展示会「International CES」にも展示されていた参考展示機。衛星を使うGPSとモーションセンサーを組み合わせて測距を行う「ハイブリッドGPS」を搭載しており、GPSの電波が入らない場所でも、最後の測距場所から移動場所を推測しての測距が行える。地図と景観値の画像データも収録しており、自位置と目的地(景観地)までの距離を表示することもできる。
シグマブースで触れられるのは大型CMOSセンサー「FOVEON X3」を搭載した「DP2s」と「SD15」。DP2sはDP2の後継モデルで、AF処理速度が大きな特徴。実際に手にできるので、DP2に比べてどのくらいの高速化が図られているのかを確認できる。仕様の固まったSD15も実際に手にできるが、いずれのモデルも「発売日は未定」となっている。
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