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» 2012年06月14日 21時10分 公開

東京おもちゃショー2012:スマホで操作? 実は自分で動く「i-SODOG」(アイソドック) (2/2)

[芹澤隆徳,ITmedia]
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 音声認識機能では、50以上の言葉を理解する。「お手」や「お座り」といった定番の芸はもちろん、ほめたり、叱ったりして“しつけ”ができるという。しつけ方によって性格のパラメータが変化し、i-SODOGは個性を育んでいく(といっても3種類くらい)。いわば育成ゲームの要素も持った犬型ロボットだ。

 外出時にはスマートフォンにi-SODOGのデータを移し、一緒にお出かけが可能。外で(スマホの画面で)遊び、性格のパラメータが変化したら、本体にBluetooth接続したときに反映される仕組みだ。「スマートフォンがあるだけで遊びの幅が広がる。同じ自律型の犬型ロボットでも、AIBOの時代にはなかったことです」(開発担当者)。

アプリ上でも遊ぶとポイントがたまってエサをあげることができる。こうしたさまざまなイベントで性格が変わる

 実用的な機能も用意する。例えば時計のアラーム代わりにユーザーを起こしてくれる機能。寝ているときは省電力モードに入るため、夜のうちにバッテリーが切れることはない。内蔵のマイクでユーザーの声を録音し、家族にメッセージを伝える伝言板機能もある。帰宅してi-SODOGに声をかけると「伝言があります」といって録音を再生する仕組み。展示会場でi-SOBOTの声を聞くことはできなかったが、担当者によると「かわいい声」だそうだ。

 犬型ロボットならでは、といえそうなのが「番犬機能」。例えば、家族にさわってほしくない日記帳やPCなどにi-SODOGを載せておくと、誰かが動かそうとしたときに3D加速度センサーで検知、吠えて威嚇(いかく)するという。逆に都合の悪いものがある場所を教えてしまいそうな気もするが、たとえそうなってもi-SODOGに罪はない。

i-SOBOTと同様にリモコンも付属する

 さらにユニークな機能が、人体を通じてロボット同士がデータ通信を行えるという「人体通信」だろう。人間が持つ電界を利用して通信を行うというもので、例えばi-SODOGの飼い主同士が出会ったとき、飼い主の1人が2台のi-SODOGの鼻(生体センサー)に触れると、i-SODOG同士がデータを交換する。ダンス用音楽の交換といった用途を想定しているが、転送速度がどこまで上がるかは今後の技術開発によるという。

 i-SODOGは、2013年の春頃に発売される見込み。先代i-SOBOTで培った小型サーボモーターの技術を生かし、高機能化と低コスト化を図っており、予価はi-SOBOTと同レベルの税込み3万1500円を見込んでいる。

 「東京おもちゃショー2012」の会期は17日まで、6月14日と15日の両日は商談見本市、週末の16日(土)と17日(日)は一般公開となる。入場料は無料だ。

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