フールージャパンLLCは9月3日、新たなコンテンツパートナーシップや対応デバイスを発表した。また、この9月で日本参入から一周年となることを記念して、9月12日からスペシャルプロジェクト「Huluアンバサダープロジェクト」を開始するという。
Huluは、月額980円で1000本以上の映画や1万話以上のテレビ番組が“見放題”となるオンライン動画配信サービス。PCやスマートフォン、タブレット端末に加え、「プレイステーション3」などのゲーム機や薄型テレビ、Blu-ray Discレコーダーなど幅広い機器で視聴できる。会見で挨拶に立ったフールージャパン、マネージングディレクターのバディ・マリーニ氏は、加入者数などは非公開としながらも、「加入者は毎日増えている。4月に発表したテレビ東京とのパートナーシップなど国内コンテンツの充実に加え、月額料金の値下げ、ブランドキャンペーンの3つが伸び率を大きく伸ばしてくれた」と振り返った。
同時に発表された新しいコンテンツパートナーは、大手映画配給会社のギャガと円谷プロダクションだ。ギャガからは、昨年ヒットした「英国王のスピーチ」を始め、「オペラ座の怪人」「オーションズ」「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」などの海外映画が順次追加される。また円谷プロダクションからは、1966年放送開始の「ウルトラマン」など計8シリーズが9月4日からHuluのプレミアムコンテンツに登場する。これにより、Huluのコンテンツパートナーは国内15社を含む計28社となった。
一方の視聴デバイスでは、新たにアップルの「Apple TV」が加わった。ホーム画面に「Hulu」が追加され、新規ユーザーはApple IDで登録および決済が可能になる。またApple TVから新規加入した場合、通常2週間の無料トライアル期間が1カ月に延長される特典も用意した。
Huluアンバサダープロジェクトは、FacebookやTwitterでHuluについて情報発信した人の中から先着1万人を「Huluアンバサダー」として任命し、1カ月の無料トライアルを提供するというもの。今後はプレゼントなども企画している。なお、詳細は特設サイト「try.hulu.jp」(9月12日〜)で公開する予定だ。
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