一方の「F880シリーズ」は、メモリ容量によって3モデルを用意した。64Gバイト版の「NW-F887」(4万円前後)、32Gバイトの「NW-F886」(3万円前後)、16Gバイトの「NW-F885」(2万7000円前後)を10月19日に発売する予定だ。
オーディオグレードのパーツなどは省略されているが、4電源駆動の「S-master HX」や「DSEE HX」など、NW-ZX1と共通する部分は多い。一方でデジタルノイズキャンセリング機能やFMラジオといったNW-ZX1にはない機能も備えた。バッテリー駆動時間も35時間と“スタミナ”は抜群だ(従来機は25時間)。OSはAndroid 4.1でGoogle Playにも対応。もちろん無線LANやBluetooth/NFCをサポートしている。
本体の厚さは8.2ミリへと薄型化しつつ、画面サイズは4インチ(854×480ピクセル)へとアップ。NW-ZX1と同じ「トリルミナスディスプレイfor mobile」を採用し、自然な色を再現するという。
また従来機はハードウェアボタンを持っていなかったが、今回はプレーヤーとしての操作性を重視して側面に操作ボタン類を配置。ボリューム調整や再生/停止、曲送り/曲戻しといった操作が行える。あわせて画面ロック時にはハードウェアボタンの操作を無効にする設定も用意して誤操作を防止する。同社によると、これらはユーザーの声を反映したものだという。
本体サイズは、58.7(幅)×116.6(高さ)×8.5(厚さ)ミリ。重量は約103グラム。なお、製品パッケージにはイヤフォンが同梱(どうこん)されているが、同社では「付属ヘッドフォンの特性ではハイレゾ品質では楽しめない」として、「MDR-1R」など別売品の使用を推奨している。
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