フルHDモデルは集約へ
リビングシアターにも――ソニーからフルHDプロジェクター新製品「VPL-HW55ES」
ソニーは4月17日、SXRD搭載のホームシアター向けプロジェクター2機種を発表した。2012年発売の「VPL-HW50ES」の後継となるフルHDモデル。アイリスを搭載した上位機「VPL-HW55ES」が34万5000円、「VPL-HW35ES」は24万5000円(いずれも税別)で、5月31日に発売する。
倍速駆動対応の0.61型SXRD(Silicon X-tal Reflective Display)を搭載したミドルレンジ機。ただしソニーは低価格プロジェクター「VPL-BW120S」の後継機を出す予定はなく、フルHDモデルに関しては今回の2製品に集約する方針だ。このため、“ES”型番を持ちながらも同社のラインアップ上はエントリー機となる。
基本設計は「VPL-HW50ES」を踏襲。外観デザインから光学パーツ、データベース型超解像LSI「リアリティークリエーション」といった機能も共通だ。進化した部分は「VPL-HW55ES」にのみ搭載された「アドバンスドアイリス3」。VPL-HW50ESでは10万:1だったダイナミックコントラスト値を、パーツの見直しなどにより12万:1まで引き上げたという。
また画質モードとして、明るめの環境で視聴するための高輝度モード「ブライトシネマ」「ブライトTV」を用意し、リビングシアター用途にも訴求する。通常のTVモードと比べて明るさは2倍。光学部品の見直しにで光学経路の光の損失を抑え、色の再現性を損ねることなく、輝度1700ルーメンを実現したという。「特定の色成分を強めることで明るさを確保する一般の手法と異なり、光学部品と信号処理を最適化することで、バランスの取れた色彩豊かな映像と明るさを両立した」(同社)。
このほか、垂直±71%、水平±25%のレンズシフト、内蔵の3D用赤外線トランスミッターなど使い勝手にも配慮した。動作音はVPL-HW50ESと同じ約21dBとなっている。
| 型番 | VPL-HW55ES | VPL-HW35ES |
|---|---|---|
| パネル | 0.61型SXRD(フルHD、倍速駆動対応) | |
| 3D機能 | 赤外線方式、メガネ別売 | |
| 光源ランプ | 200ワット高圧水銀ランプ | |
| レンズ | 1.6倍ズームレンズ(手動) | |
| 輝度 | 最大1700ルーメン | |
| ダイナミックコントラスト | 12万:1 | ー |
| 入力端子 | HDMI×2系統、アナログRGB(D-Sub 15ピン)、コンポーネント | |
| 外形寸法 | 407.4(幅)×179.2(高さ)×463.9(奥行き)ミリ | |
| 重量 | 約9.6キログラム | |
| カラー | ブラック、ホワイト | |
| 価格 | 34万5000円(税別) | 24万5000円(税別) |
| 発売時期 | 5月31日 | |
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