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あの「太陽の塔」が変形してロボになって超兵器まで発動してしまう超合金正義の味方……か?

» 2014年05月07日 22時07分 公開
[ITmedia]
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 バンダイは、「超合金」の生誕40周年を記念して、初めて芸術作品とコラボレーションした「超合金 太陽の塔のロボ」を発売する。

「超合金 太陽の塔のロボ」(c)TARO OKAMOTO/(c)BANDAI

 日本を代表する芸術家・岡本太郎氏の代表作であり、1970年に日本万国博覧会のシンボルとして大阪に建造された「太陽の塔」。その造形に魅せられたバンダイのデザイン担当者が「太陽の塔がロボットだったら?」という独自の発想で立案し、「太陽の塔」の造形美を生かしながら斬新な解釈でデザインに落とし込んだ。岡本太郎記念館館長の平野暁臣氏の評価も高く、同氏完全監修の元で製品化が実現した。

 金属の重厚感と光沢に加え、3段階にわたって「スタイリッシュに変形する」(同社)ギミックなど、40年にわたる超合金の技術とノウハウを惜しみなく投入した。ロボ形態時の全高は約28センチ、重量は290グラム。手足の関節は可動し、「飾るだけでなく、動かして遊べる夢の変形ロボット」(同社)という。対象年齢は15歳以上。

「塔形態」(左)から手足を展開した「ロボ形態」へ(中)、さらに胴体上部と中央部のパネルを開いて内蔵の超兵器を発動するという設定の「超兵器発動形態」へ(右)。なお、上半身の変形は平野氏の要望だったという(c)TARO OKAMOTO/(c)BANDAI

 なお、「太陽の顔」が左右に割れて現れる超兵器「次元爆発砲」は、空間を歪曲させ、遠く離れた標的(地球の反対側など)を直接攻撃できるという設定。破壊力は「測定不能」だ。

 「超合金 太陽の塔のロボ」は、9月27日から全国のホビーショップなどで販売する予定だ。価格は1万7000円(税別)。またバンダイでは、5月10日(土)と11日(日)に東京・秋葉原の「ベルサール秋葉原」で開催するイベント「魂の夏コレ 2014」で同製品を一般公開する。

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