3つめの“デザイン”は、シンプルさと斬新さの両立を図った。両サイドのスピーカーは、テレビ本体を支えるスタンドの役目を兼ね、その下にクロームメッキで上質感を演出したスタンドが付く。「狭額縁の画面が中央に“浮く”デザイン」(同社)だ。コンセプトは、昨年のCEATEC JAPANなどで公開したプロトタイプに近い。なお、壁掛け時には、スピーカーもそのまま壁掛けにできる。
LS1シリーズには、地上デジタル/BS/CS110度の3波対応チューナーを3基搭載し、2TバイトHDDを内蔵。視聴しながら2つの裏番組を録画できるほか、MPEG-4 AVCによる最大12倍の長時間録画も可能だ。USB外付けHDDもサポートしているが、直接録画は不可。録画番組をホームネットワーク内の対応端末で視聴できるDLNAサーバ機能、外部チューナーと連携してスカパー!プレミアムサービスをネットワーク経由で内蔵HDDに録画する「スカパー!プレミアムサービスLink」にも対応した。
このほかネットワーク機能としては、ハイブリッドキャストや「アクトビラ」「TSUTAYA TV」といったネット動画配信サービス、iPhone向けアプリ「REAL Remote 予約」「REAL Remote 音声操作」などをサポート。同社が昨年から進めているBluetoothを介した健康機器連携機能「REAL ウェルネス」にも対応。従来の体組成計に加えて活動量計と連携するようになった。対応機器は、タニタの“カロリズム”「AM-160」で、9月1日に発売予定となっている。
HDMI入力は4系統で、このうち2系統が4K/60p入力とHDCP 2.2をサポート。もちろん、NexTV-Fの4K試験放送に対応した他社製チューナーも接続できる。また側面のSDカードスロットでは、より身近な4Kコンテンツとして、デジタルカメラで撮影した写真再生が可能だ。写真専用の画質モードとして、写真を色鮮やかに楽しめる「フォトビビッドモード」と、自然な色合いを再現する「フォトナチュラルモード」も備えた。
そのほかの主な仕様は下表の通り。
型番 | LCD-65LS1 | LCD-58LS1 |
---|---|---|
画面サイズ | 65V型 | 58V型 |
画素数 | 3840×2160ピクセル(4K) | |
HDMI入力 | 4系統(うち2系統が4K対応) | |
そのほか入出力端子 | ビデオ入力2系統、音声出力1系統、USB端子1系統、SDカードスロット、LAN端子2系統 | |
外形寸法 | 1697(幅)×930(高さ)×402(奥行き)ミリ | 1539(幅)×781(高さ)×402(奥行き)ミリ |
重量 | 49.4キログラム | 43.1キログラム |
実売想定価格 | 70万円前後 | 50万円前後 |
発売日 | 10月30日 | |
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