東芝セミコンダクター&ストレージは、1月5日に近接無線転送技術「TransferJet」規格に準拠したiPhone/iPad/iPod対応のTransferJetアダプタ「TJM35420LT」の製品化を発表。今春より販売を開始する。
TransferJetは、「TransferJetコンソーシアム」が規格策定、普及を促進している近接無線転送技術で、機器同士を近づけるだけでデータを高速かつ低消費電力で通信できるというもの。専用アプリをインストールしたiPhone/iPad/iPodのLightningコネクタに本製品を挿入すれば、それらの端末でTransferJetを使えるようになり、別のTransferJet対応機器との間でデータの高速転送が可能となる。
製品サイズは23.1(幅)×24.1(奥行き)×6.1(高さ)ミリで、電源電圧定格は3.3ボルト。インタフェースはLightning(iAP2)で、対応OSはiOS 7.1および8.1の予定。価格はオープン。
さらにAndroidやWindowsといった各OS向け製品についても、従来機種より転送速度を約1.7倍高速化、消費電力を約30%抑制したうえで体積を約30%小型化して販売する。
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