東芝、Android端末でTransferJetを利用できるMicro USBアダプタを開発2013年3月に量産開始

» 2012年12月27日 14時45分 公開
[池田憲弘,ITmedia]

 東芝は12月27日、近接高速無線転送技術「TransferJet」に対応するMicro USBアダプタ「TJM35420MU」を製品化したと発表した。2013年3月に量産を開始する。

 TransferJetは、560MHzの帯域を使用する近接無線転送技術。最大560Mbpsの通信速度で、数センチ以内の距離において通信し、FeliCaのようなスタイルで利用できる。TJM35420MUは、スマートフォンやタブレットのMicro USB端子に装着し、TransferJetを利用できるようにするモジュールだ。対応OSはAndroid 3.0〜4.2で、専用のAndroidアプリを導入する必要があるという。

photophoto TransferJet対応LSIやカプラを組み込んだMicro USBアダプタ「TJM35420MU」(写真=左)。タブレットへの装着イメージ(写真=右)

 本製品は、2013年1月8日から米ラスベガスで開催される2013 International CESで展示する。本アダプタとともに開発中のTransferJet対応SDHCメモリーカードも展示する予定だ。

 同社は、2012年9月にTransferJet対応の通信モジュールや、microSDIOカード、USBアダプタモジュールを開発していた。

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