タカラトミーは6月12日、同社のミニカー「トミカ」が6月末までに累計出荷台数6億台を突破する見込みだと発表した。トミカは、1970年の発売から45年がたつベストセラー商品で、「2秒に1台売れている計算になる」という。また、6億台のトミカをつなぎ合わせると約4万6000キロメートルとなり、地球1周(約4万キロメートル)を超える長さになるとしている。
これを記念し、同社は6月20日から抽選で1万人に非売品の「ランボルギーニ ヴェネーノ ロードスター」をプレゼントする「トミカ6億台突破記念! ありがとうキャンペーン」を実施する。実施期間は9月30日まで。トミカ製品(ナンバー1〜140)のパッケージに付く「トミカマーク」5枚で1回応募できる。
また、6月20日には新商品を発売する。ラインアップは「No.78 スバル レヴォーグ」と「No.83 ヤンマー トラクター YT5113」の2モデル。価格は各450円(税別)で、対象年齢は3歳から。全国の玩具専門店や百貨店、タカラトミーの公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」などで販売する。
同社によると、2005年〜2014年の10年間における販売台数ベスト5は、1位から順に「No.41 モリタ CD-I型 ポンプ消防車」「No.4 Honda VFR 白バイ」「No.45 トヨタ ダイナ 清掃車」「No.79 トヨタ ハイメディック救急車」「No.108 日野 はしご付消防車(モリタ・スーパージャイロラダー)」となっている。
1970年代は国産人気車種のほか、トラックや消防車など「はたらくクルマ」が登場。1980年代はスポーツカータイプが人気を集めた。1990年代は大型高級セダンやRVが人気を博すと共に、ミニバンやハイブリッドカーを続々と商品化。2000年代はコンパクトカーやミニバン、大型スクーターがトレンドとなり、2010年代は軽自動車の人気車種や外国車のラインアップが充実していった。
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