ITmedia NEWS >

“もしも”の時に役立つ手回し充電ラジオをパナソニックが発売―LEDライトやサイレンを装備、スマホ充電も可能ワイドFM対応

» 2016年04月11日 15時15分 公開
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 パナソニックは4月11日、手回し充電ができるLEDライト付き小型ラジオ「FM-AM 2バンドレシーバー」(RF-TJ20)を発表した。価格はオープンプライス、市場想定価格は6500円前後(税別)で4月22日発売予定。本体カラーはホワイトとオレンジの2色を用意した。

1分間に約120回転の速度で1分間ハンドルを回すと、ラジオが約14分間聴ける

 本体は、高さ54.4mm、重量254gとコンパクトながら、ニッケル水素充電池(300mAh)と”手回し充電用ハンドル”を搭載。乾電池がなくてもラジオ・ライトが使えるほか、本体側面に充電用USBポート(最大5V 0.5A)を装備し、スマートフォンや携帯電話を充電することができる。なお、1分間に約120回転の速度でハンドルを回したときの電池持続時間の目安は、FM/AMのラジオで約14分間、ライトは約3時間、サイレンは約20分間、スマートフォンでの連続待受け時間は約1時間50分、通話は約2分間という。そのほか、単四形乾電池3本で電池駆動にも対応。電池使用時はラジオを約24時間、聞くことができる。

 本体前面には、28mm径の丸形スピーカーを2基搭載、聴きやすさを目指してモノラル仕様とした。

 機能面では、AMラジオ番組がFM放送で聴ける「ワイドFM」(FM補完放送)に対応。「都市部の電気雑音によりAM放送が入りづらい場所や災害時でも、電波障害に強いFM周波数での情報取得も可能」(同社)という。そのほか、放送局が選局しやすいデジタル選局や誤操作防止のホールド機能を備えた。

 本体サイズは、140.4(幅)×52.0(奥行き)×54.4(高さ)mm、重量は約254g(乾電池を除く)。充電ケーブル用ポーチ、ハンドストラップが付属する。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.