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Astell&Kern、バランス出力対応のエントリープレーヤー「AK70」と進化したハイレゾ対応イヤフォン「AK T8iE MK II」を発表(2/2 ページ)

» 2016年06月21日 16時45分 公開
[ITmedia]
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3つのポイントで進化した「AK T8iE MK II」

 一方の「AK T8iE MK II」は、beyerdynamicの「テスラテクノロジー」を初めてインイヤータイプに導入した「AK T8iE」のリニューアルモデルだ。同社によると、アップグレードのポイントは3つあるという。

「AK T8iE MK II」

 まずはボイスコイル。コイルを幾何学的な形状に変更し、極めて低いひずみ率を獲得したほか、ボリュームを大きくしても振動板が容易に動くようになったという。あわせてケーブルも銀メッキ銅線を導体に使用したものに変更。MMCXコネクターも接続時の密着度を上げたうえに金メッキ仕様とした。

ボイスコイルをリニューアル。デジタル顕微鏡を使用し、手作業で作られるという
新ケーブルの構造
MMCXコネクターも新しくなった

 そのほかの仕様や同梱品などは従来機と変わらない。再生周波数特性は8〜4万8000Hz、感度は109dB、インピーダンスは16Ω。2.5mmプラグの4極バランスケーブルなどが標準で付属する。

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