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DIGAからハイレゾ再生も――パナソニックから「SC-PMX150」などミニコンポ新製品

» 2017年03月24日 17時22分 公開
[ITmedia]

 パナソニックは3月24日、ハイレゾ対応のミニコンポ「SC-PMX150」および「SC-PMX80」を発表した。いずれも5月19日にオープンプライスで発売予定。店頭ではSC-PMX150が7万円前後、SC-PMX80は3万8000円前後になる見込みだ。

「SC-PMX150」
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 こだわりのミニコンポとして話題になった「SC-PMX9」(2013年発売)の流れを汲むシリーズ。独自のデジタルアンプ「LincsD-Amp III」や小型ながらも3Way構成のブックシェルフスピーカーで手軽にハイレゾ音源を楽しめるほか、手持ちのCDなども活用できるのが魅力だ。

「SC-PMX80」
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 新製品では、リニアPCM変換によるDSDファイル再生が可能になったほか、下位モデルにもUSB-DAC機能を搭載したことがトピック。SC-PMX80は、PCとUSBケーブルで接続して最大192kHz/24bitまでのPCM音源、および2.8MHzまでのDSD音源を再生できる。もちろんUSBメモリーからのハイレゾ再生も可能だ。

ネットワークオーディオを手軽に楽しめるPMX150

 一方、上位機種のSC-PMX150は、USB-DACに加えてネットワーク経由のハイレゾ再生にも対応。同社が2016年から展開しているDLNA準拠の「サウンドLinkジャンプ」機能により、“DIGA”シリーズの内蔵HDDにためたハイレゾ音源やCDのリッピング音源をネットワーク経由で再生できる。ともに最大192kHz/24bitのリニアPCM、5.6MHzまでのDSD(PCM変換)に対応した。

 回路設計も一新。新たに4層基板を採用し、デジタルアンプのGND(3層目)を電源供給回路(2層目)やアンプ出力部(4層目)から分離。またプレミアムディーガに付属していた「USBパワーコンディショナー」と同じ設計思想で開発されたパワーコンディショナーを回路基板上に実装したことで、電源に起因するデジタルノイズを30%低減したという。

SC-PMX150の基板

 このほか、「Spotify Connect」に対応したことも新しい。Spotify Connectではミニコンポが直接Spotifyにアクセスするため、スマートフォンを介さずにSpotifyを利用できる。

型番 SC-PMX150 SC-PMX80
CD
FM/AMチューナー
USB-DAC
DLNA  
AirPlay  
Bluetooth ○(SBC、AAC)
外形寸法 本体:211(幅)×114(高さ)×267(奥行き)mm、スピーカー:161(幅)×238(高さ)×264(奥行き)mm 本体:211(幅)×114(高さ)×267(奥行き)mm、スピーカー:161(幅)×238(高さ)×262(奥行き)mm
重量 約9kg 約8kg
実売想定価格 7万円前後 3万8000円前後
発売時期 5月19日

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