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こだわりのハイレゾ対応CDコンポ、パナソニック「SC-PMX9」登場

» 2013年05月30日 23時35分 公開
[ITmedia]

 パナソニックは5月29日、ハイレゾ音源再生に対応したCDステレオシステム「SC-PMX9」を発表した。6月14日に発売する。価格はオープン。店頭では6万円前後になる見込みだ。

「SC-PMX9」

 3Wayのステレオスピーカーとネットワークオーディオ機能搭載のセンターユニットをセットにしたシステム。ネットワーク経由(DLNA1.5)もしくはUSB端子に接続したUSBメモリーなどから最大192kHz/24bitのハイレゾ音源を再生できる。ただし、WAVの再生に対応するのはDLNAのみ(FLACは両方可能)。

 またアップルのAirPlay、およびBluetoothをサポート。スマートフォンやタブレットからの楽曲再生も可能だ。ほかにiPod/iPhoneドック接続用端子やアナログピンジャックによる外部入力も備えた。

 独自のD/A変換回路を搭載したアンプ「LincsD-Amp」を搭載。独自のノイズシェーピング技術をクロックに応用した「クロック再生成技術」により、ジッターを徹底的に抑えるという。さらに、制御理論を応用しPWMの原理的ひずみを低減する「歪み補正PWMモジュレータ」が、デジタル処理時の波形に起こるひずみを補正することで、原音に忠実な音の波形を再現するとしている。アンプの実用最大出力は60ワット+60ワット。

LincsD-Ampのシステム図

 スピーカーは、ハイレゾ音源の超高域再生に対応するため、可聴領域を超える20kHz以上も再生できるスーパーソニックツイーター(1.2センチピエゾ型)を採用。さらに竹炭偏肉PPコーン採用の14センチウーファー、1.9センチドーム型のツィーターを加え、「豊かで自然な低音からキレのあるボーカルまでを響かせる」(同社)。

 センターユニットのサイズは、210(幅)×120(高さ)×266(奥行き)ミリ。重量は3.1キログラム。スピーカーは161(幅)×238(高さ)×264(奥行き)ミリ。重量は1本3キログラム。

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