フラッグシップ機だけあって操作性もいい。
まずは右肩。背面とシャッターボタンの手前に電子ダイヤル。片方を露出補正に割り当てることができる。そしてフォーカスモードも背面に。ここにあるのは超便利。さっとフォーカスモードを変えられるのだ。その左下にフォーカス用のジョイスティックがある。
WIRELESSインジケータはBluetoothやWi-Fiでスマホとつながっているときに点灯する。
上面にWB・ISO・露出補正のボタンが並んでいるが、手探りで分かるようボタンの形と高さが違っている点に注目。
芸が細かい。
Fnキーは画面上のものも含めると大量にアリ、それぞれ任意の機能を割り当てられる。
メディアはUHS-I/II対応のSDXCカードスロットが2つ。
動画はミラーレス一眼としては世界初の4K動画の60pに対応。しかもセンサー全域からの読み出しに対応したので、4K動画時に画角が狭くならないのが素晴らしい。
さらにフルサイズのHDMIコネクターを持ち外部レコーダーへの記録やVFR(可変フレームレート)にも対応。
ファームアップによって400Mbpsの4:2:2 10bit記録にも対応することが明言されている。
作例を1つ。なんだか猫ものばかりになって申し訳ない。猫を撮りたくなるカメラだったのだということでご容赦を。
ハイエンドの映像機材としてどうかはちょっとわたしの守備範囲を超えるので評価できないが(申し訳ない)、もともとGHシリーズは映像作品用の機材としても力を入れており、GH5で待望の60fpsの4K動画を実現、ぐっとレベルを上げてきたのは見てとれる。
でも映像のみならず、スチル用としてもこの速さと6Kフォトは超魅力的だ。
とりあえず、動きものを撮る人は6Kフォトを試してみるべきだと思う。このクオリティーで撮れるなら欲しい。さすが容赦ないフラッグシップ機である。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR