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あのライカがヘッドフォンに!?――「MASTER&DYNAMIC for 0.95」

» 2017年05月01日 19時52分 公開
[ITmedia]

 ライカカメラは、オーディオメーカーの米MASTER&DYNAMICとのコラボレーションにより、同社のブランドアクセサリーシリーズ「0.95」に、ヘッドフォンおよびイヤフォンを加えた。ライカのカメラやレンズを思わせるデザインが特徴だ。

 「0.95」は、ライカらしい洗練されたデザインと確かな品質を兼ね備えたプレミアムなブランドアクセサリー。名称は非球面レンズ採用で世界一の明るさを誇るレンズ「ライカ ノクティルックス M f0.95/50mm ASPH.」に由来する。2015年のシリーズ発表時にはフランスのエス・テー・デュポンと協力して筆記具やライターを販売ししており、今回がコラボ第2弾となる。

 MASTER&DYNAMICは、ニューヨークを拠点とするオーディオブランドだ。振興ブランドではあるが、メタルやレザーを多用したプレミアムヘッドフォンを多く手がけている。ライカカメラによると、「音にこだわり、また上質な素材を使ってデザイン的にも長く使える製品作りをしている点など、ブランドとして共有できる価値が多かった」という。コラボモデルはMASTER&DYNAMICの既存製品をベースにデザインしたもので、Bluetooth対応のワイヤレスヘッドフォン「MW60B-95」、有線ヘッドフォン「MH40B-95」、カナル型イヤフォンの「ME05B-95」をラインアップしている。

コラボモデル

 いずれもソフトな風合いの本牛革やステンレス製のコンポーネントなど、最高品質の素材を使用。「Designed with Leica Camera AG」の刻印がコラボモデルの証だ。ハウジングの外周にはカメラのダイヤルでお馴染みのローレット加工を施し、ワンポイントのレッドドットなど、ライカのカメラやレンズを思わせるデザインに仕上げた。

「MW60B-95」は、Bluetooth対応のワイヤレスヘッドフォン。45mm径ドライバーを搭載。内蔵バッテリーで約16時間の連続駆動が可能だ
「MH40B-95」は同じく45mm径ドライバーを搭載した有線ヘッドフォン。左右のハウジングに音声入出力端子を備えており、デイジーチェーン接続によって複数人が同じ曲をシェアできる
「ME05B-95」は8mm径のダイナミック型ドライバーを搭載したカナル型イヤフォン

 価格はワイヤレスヘッドフォンの「MW60B-95」が7万5600円、有線ヘッドフォンの「MH40B-95」が5万4000円、カナル型イヤフォンの「ME05B-95」は2万8080円(いずれも税込)。5月11日から東京の「ライカ銀座店」「ライカGINZA SIX」で販売する予定だ。

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