「○○してもかまいませんか?」と言いたいときは、“Do you mind if...?”英会話は伝え方で9割決まる(2/2 ページ)

» 2013年08月29日 07時00分 公開
[デイビッド・セイン,Business Media 誠]
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「もしご存じでしたら……」と言いたいとき

日本人の惜しい英語

  • Do you know where the post office is?

 郵便局はどこですか?

もっと伝わる英語

  • Do you happen to know where the post office is?

 つかぬことをお聞きしますが、郵便局の場所をご存じですか?

セイン先生からのアドバイス

Do you happen to...?は、「もしかして○○ですか?」という意味です。これを入れると、とても丁寧な印象を与えます。「もしかしてご存じですか」とたずねることで、「知らないなら知らないで結構ですよ」と、こちらが相手を気遣っていることを伝えます。

  • Do you happen to have some cold medicine?

 風邪薬なんて置いていないでしょうか?

  • Do you happen to have a subway map?

 地下鉄の路線図などは置いていたりしませんでしょうか?

  • Do you happen to know where the elevator is?

 エレベーターの場所をご存じではないでしょうか?

  • Do you happen to have some time tomorrow?

 明日、空いている時間があったりしませんか?


間接的に断るとき

日本人の惜しい英語

  • I can’t join you.

 ご一緒できません。

もっと伝わる英語

  • I don’t think I can join you.

 ご一緒できそうもありません。

セイン先生からのアドバイス

せっかくの誘いを断るときには、言い方には十分気をつけたいもの。そんなときには、文頭にI don’t thinkをつけた間接的な断り表現を使って、やんわりと断ってみてはいかがでしょうか。

  • We don’t have time today.

 今日は時間がとれません。

 ↓

  • I don’t think we have time today.

 今日は時間がとれそうもありません。

  • There’s not enough money.

 お金が足りない。

 ↓

  • I don’t think there’s enough money.

 どうやらお金が足りなそうなんです。



 次回は「自然な英語、不自然な英語」について。

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