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» 2004年02月25日 23時38分 公開

Symbian OS 8.0はシングルプロセッサに対応

Symbianは3GSM World Congressで、Symbian OS 8.0をパートナー企業およびライセンシー向けにリリースした。スマートフォンにおいてシングルプロセッサでアプリケーションとコミュニケーションの両方を利用することが可能になっている。(IDG)

[IDG Japan]
IDG

 Symbianはフランスのカンヌで開催されている3GSM World Congressで、新バージョンのSymbian OSをパートナー企業およびライセンシー向けにリリースした。新OSでは、スマートフォンにおいてシングルプロセッサでアプリケーションとコミュニケーションの両方を利用することが可能になっている。

 ほとんどの携帯電話とスマートフォンは通常、2個のチップを使って電話の基本機能をハンドリングしている。携帯電話の設計者はアプリケーションプロセッサを使ってOSを動かし、別のチップを使って電話接続を実行している。

 しかし、コンシューマーは高いパフォーマンスを備えた、より小型のデバイスを求めており、チップの設計者はシングルチップの製品を検討するようになっている。

 携帯用プロセッサ市場のリーダーであるTexas Instrumentsはスタンドアロンのアプリケーションプロセッサとモデム/アプリケーションプロセッサチップのコンビネーション版の両方を販売している。Intelは昨年、携帯電話市場に参入し、モデムプロセッサコアとアプリケーションプロセッサコア、そしてフラッシュメモリをシングルダイに統合したチップを発表した。

 Symbian OS version 8.0は、これらのシングルコアプロセッサをサポートしているので、Symbian携帯のコストを低く抑えることが可能だという。新バージョンではITスタッフによるリモート管理、SDIO拡張スロットやマルチメディアアプリケーションのハードウェアアクセラレーションなどを実現している。

 Symbianはロンドンに本社を置く企業で、Nokia、Telefonaktiebolaget LM Ericsson、Siemens AGなどの携帯電話業界の大手企業により設立され、MicrosoftのWindows Smartphone対抗のソフトウェアを開発している。

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